ライトニングネットワーク(Lightning Network)がメインネットで稼働をして、ノードとチャネルキャパシティが増加し、ネットワークが拡大していることは過去にコラムで解説しました。
本コラムでは、ライトニングネットワーク(Lightninhg Network)を実装したアプリケーション(LApps)をいくつか紹介します。このLAppsも多くのものが出てきており、その多くがマイクロペイメントを利用するアプリケーションです。
いずれもまだギークやアーリーイノベーター層が、遊びで開発しているようなものが中心ですが、将来さらにこんなことが出来るかもしれないと想像を掻き立てられるようなプロダクトも多くありますので、その一部を紹介します。
目次
Y’alls
マイクロ課金でのペイウォールです。
例えば、「10円で続きを読む」などのユーザー体験ができます。
Tippin.me
ライトニングネットワーク(Lightning Network)を使用したチップサービスです。
Satoshi’s Place
ライトニングネットワーク(Lightning Network)で1satoshi(執筆時点のレートで約0.007円)を支払い、1ピクセルを塗りつぶすことができる落書きサイトです。お金を支払えば、他人のピクセルを塗りつぶせます。これを応用した広告サービスなども将来作られるかもしれません。
Lightning Chess
チェスの様々な動作にマイクロ課金をされて、ベッティングできるゲームです。
SPACE INVADERS
Space Invadersです。参加費500satで遊ぶことができ、各日毎日、最も高いスコアの人にデポジットされた参加費が支払われます。
LND Proof of Plays
音楽をアップロードし、1再生ごとにマイクロ課金できるようになっています。
The Order of Archivists
インターネット小説ですが、1ページ読むごとにマイクロ課金が必要な実装をしています。
Satoshitweet
投稿をするのに数Satoshiのマイクロペイメントを要求されるSNSです。
BITWORD GUESS
ビットコインやブロックチェーンのクイズです。参加費用が必要で、全て答えると賞金がもらえます。
Lightning Gem
これはライトニングネットワークで小額の支払いをすれば宝石の次のオーナーのなれるという設定です。そして、オーナーになるのは現在のオーナーの25%高い価格を支払う必要があります。そして、その後また誰かがオーナーになるため25%高い金額を支払います。しかし32回に1度(3.125%)の確率で宝石の価格がリセットをされるといいます。
まとめ
今回は、ライトニングネットワーク(Lightning Network)を採用したアプリケーションを10個紹介しました。興味を持った方は、是非いくつか試してみると良いでしょう。マイクロペイメントを利用したアプリケーションはすでに利用できるようになっています。
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