衝撃的な仮想通貨レポート(Coingecko)を解説【2018年第1四半期(Q1)総括】

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衝撃的な仮想通貨レポート(Coingecko)を解説【2018年第1四半期(Q1)総括】

仮想通貨のデータサイトCoingeckoから2018年の第一四半期:Q1(1月~3月)期のレポートが公開されました。レポートは約30ページ、今回はその中から興味深いものだけご紹介します。
(資料は期間限定でCoinGeckoのサイトから無料配布されているのでご覧ください。)

年間時価総額と取引高について


出典:CoinGecko 四半期レポートP4

2018年1~3月の時価総額は大きく下落、しかし取引高は3月以降安定したボリュームを維持している事がわかります。

Q1:時価総額上位5銘柄の価格推移(%)


出典:CoinGecko 四半期レポート P6

1~3月期はほとんどの仮想通貨銘柄が暴落。その中でも最も下落率が大きかったのはRipple(XRP)で-78%、次いでBitcoinCash(BCH)が-72%。これだけみると凄まじいですね、他の成熟した投資商品には考えられない下落率です。

時価総額上位5銘柄の年間価格推移(%)


出典:CoinGecko 四半期レポート P7

しかし、これをQ1ではなく年間を通して見てみると(2018年3月31日時点)先ほど下落率No.1だったRipple(XRP)がダントツ1位の「2156%」、2位はLitecoin(LTC)で「1571%」!

Bitcoin Cash(BCH)を除き、主要銘柄については2017年前半から相場に乗っていた人はこれだけの下落を以てしてもまだ含み益があると思われます。(保有ポジション的に厳しいのは年後半の仮想通貨ブームから投資を始めた人でしょう。)

また2017年は1年のうち、大きなボラティリティが5月と12月に起きています。(今年はどうでしょうか。)

年間時価総額分布(%)


出典:CoinGecko 四半期レポート P9

2016年まではビットコイン(BTC)一強だった仮想通貨の時価総額も2017年になると、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)が台頭し、2017年8月にはビットコインからHF(ハードフォーク)したビットコインキャッシュ(BCH)が登場。

ビットコインのシェアは年前半は60〜70%を維持していたものの、現在では40%程度。時価総額全体では上位30銘柄でシェアの半数を占めると言う状況です。

Googleサーチトレンド


出典:CoinGecko 四半期レポート P26

世界最大の検索ツール、Googleトレンドと仮想通貨の価格は連動していると言われています。(検索回数が多い時=価格上昇。少ない時=下落)それを表したのがこの図です。Google検索は今後も仮想通貨の価格変動の参考になりそうです。

衝撃の最高値(ATH)からの価格下落率


出典:CoinGecko 四半期レポート P27

これはなかなかショッキングな図です。第一四半期はほとんどの仮想通貨が下落(暴落)、最高値からの下落率で特にひどかったのが、匿名系のZEC(ジーキャッシュ)→[-94%]、ギャンブル・未来予想系のREP(オーガー)→[-93%]、どちらもコインチェック銘柄でした。

そして、米ドルペグのはずのUSDT(テザー)ですら[-17%]と言う落ち込み、全体の平均下落率→[-72%]もすごい数字だと思います。

2018年Q1レポートの総括

山高ければ谷深し・・・格言の通り、相場は上がれば上がるほど、その後の反動は大きく、下げるもの。2017年後半に起きたバブル相場の調整がこの2018年の第一四半期だったのかもしれません。そして4月から第2クオーターが始まっています。

仮想通貨市場は相場参加者が増え、時価総額も昨年とは全く違う環境ですが、今後の見通しとしては、現在の価格で落ち着くと言うよりも、3ヶ月間下げていた相場の回復を2018年上半期を締めくくる、Q2に期待したいと思います。

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参考
CoinGecko

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