Lightning Network(ライトニングネットワーク)関連のサービスやアプリケーションが続々と登場しています。
以前にはこちらでも紹介していますが、さらに様々なものが登場しています。
▼過去記事
全部知ってる?ライトニングネットワーク(LN)対応プロダクトの先端事例を紹介
目次
ライトニングネットワークで送金可能なウォレット
現在、テストネットも含めると、Lightning Networkでの送金ができるモバイルウォレットは4種類でています。それぞれリンクを貼っておきまます。
▼Eclair Wallet
▼Bitcoin Lightning Wallet
▼Coinclip Testnet
ライトニングネットワークを使用したアプリケーション
また、いくつかさらにLightning Networkを使用した遊び心ある実験的なサイトなどがでているので、紹介します。
Satoshi’s Place
A time lapse of Satoshi's place (an Lightning Network powered graffiti board) https://t.co/NYEHM8iUHf pic.twitter.com/yPDVjuqHj5
— Dennis Parker⚡️ (@Xentagz) 2018年6月14日
こちらはLightning Networkで1satoshi(執筆時点のレートで約0.007円)を支払い、1ピクセルを塗りつぶすことができる落書きサイトです。ユーザーは他の人の落書きを消したり、自分の落書きを好きに描いたりしています。
消すのにも1satoshiが必要で、これ自体はくだらないですが、今後どんなことができるかを少し想像させるサイトです。マイクロペイメントがビットコインのキラーアプリになるという主張は、2013年頃からあり、それがようやく検証されるフェーズが近づいているかもしれません。
Lightning gems(ゲーム)
Lightning gemsというゲームが出ています。
これも同じくくだらないゲームですが、こんなことができるという意味では面白いと思います。
これはLightning Networkで小額の支払いをすれば宝石の次のオーナーのなれるという設定です。そして、オーナーになるのは現在のオーナーの25%高い価格を支払う必要があります。そして、その後、また誰かがオーナーになるため25%高い金額を支払います。
しかし32回に1度、(3.125%)の確率で宝石の価格がリセットをされるといいます。
要はただのネズミ講であるのですが、こんなこともできるという事例でしょう。
Lightning Network Implement Store(ECサイト)
DGlabがLightning Network Implement Storeを公開しました。
Lightning Neoworkを使った支払いでECサイトで注文ができます。
Tシャツのデザインがかっこいいです。
一番、最初に使い方を調べて試してみるには、ちょうど良いかもしれません。
日本国内初のライトニングネットワーク店舗決済が行われる
一部で暗号通貨の聖地と呼ばれる赤坂のベルギーービール店で、日本国内はじめてのLightning Neteorkの店舗決済が行われました。
Lightning Networkのウォレットをインストールして店舗に行けば対応をしてくれるかもしれません。
▼以下、Twitterより
今日は日本初の実店舗ビットコインライトニングネットワークでの支払い!
正直まだまだ使いづらいけど偉大な一歩!
初めてのXEM払いの時もクソ面倒だったし。
改善策もちゃんとあるし、今後が楽しみ! pic.twitter.com/lJtsQZtkQQ
— ヨースケさん@サンタルヌー赤坂ベルギービール (@StArnouldnagoya) 2018年6月16日
日本のリアル店舗では初となるBitcoin Lightning Network Mainnetでの決済が暗号通貨の聖地サンタルヌーで行われました。
支払いをされたのはjimmyさんです!
Lightning Networkが日本で歴史的な一歩を踏み出しました!! https://t.co/BjCJraYj9p pic.twitter.com/T0N1QR4DG5
— こぶシュー(Shu kobuchi) (@shu_kob) 2018年6月16日
まだまだ不便もありますが、プロポーザルがされてから4年の年月が経ち、ビットコインのスケーリングや新しい送金需要の可能性を期待されたLightning Networkは、テイクオフする日は近づいています。