ウィンクルボス兄弟のGemini、世界初の規制されたステーブルコイン「Gemini Dollar」を発行

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ウィンクルボス兄弟のGemini、世界初の規制されたステーブルコイン「Gemini Dollar」を発行

ウィンクルボス兄弟運営のGeminiがステーブルコインを発行

ウィンクルボス兄弟が運営するビットコイン企業のGeminiは、Gemini Dollarを発表しました。
同プロジェクトは、世界ではじめての規制がされたStablecoinになります。

▼Geminiからの公式アナウンスは下記です。
参照:Gemini Medium

▼加えて、こちらはNYDFS(NY州金融当局)からの本件についてのアナウンスです。
参照:NY州金融当局

特に、金融規制が非常に厳しいNY州の基準を満たしたペッグトークンの誕生は大きいニュースです。

Stablecoinは、現在、Tether(テザー)が主流ですが、DAIやHeaven、Teraなど多くの新しいStablecoinが登場しています。a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)などシリコンバレーエリアのファンドが積極投資をしている分野です。

Stablecoinは、Tetherのような取引所間での送金移動だけでなく、近いうちにDEX(分散型取引所)や、Dappsなどに組み込まれていくと予測されます。法定通貨がEthereum上に乗ってできるようになることは多いです。

ビットコイン(BTC)の未来を信じたGeminiの長年にわたる取り組み

ウィンクルボス兄弟の運営するGeminiに関しては、約5年に渡り、ビットコインの未来を信じて、その中でも特にビットコインと既存の金融のブリッジになることに重きをおいて活動をしてきました。具体的には、度重なるETFへの取り組みや、Custody・NAVなどの整備などです。

ETFは数度に渡りSECに拒否されていますが今後も取り組むでしょうし、GeminiのCustodyサービスは機関投資家から支持をされていますし、CBOEはすでにビットコインの先物を提供していますがそのNAV(価格指標)はGeminiが提供しています。

CBOEについては、現在ETHの先物の上場もさせたい考えですが、これについてもGeminiのNAVを使うつもりだとしています。

また、最近は、Geminiが主導で米国で暗号通貨に関する自主規制団体を設立しています。
Virtual Commodity Association(VCA)と呼ばれる団体で、Bittrex、Bitstamp、bitFlyer USAが加入する予定です。

内部管理体制などで事業者側で基準を作り、ETFを早く実現したいという意思を感じられます。

参照:Blockonomi

ウィンクルボス兄弟は、Facebookのアイデアをマークザッカーバーグに盗まれたとして、そこで得た和解金でビットコイン業界に参入した背景があります。

映画「ソーシャルネットワーク」でのウィンクルボス兄弟の描かれ方は決してかっこいいものではなく、また双子である絵的にも色物扱いされていることも多かったですが、彼らは、機関投資家に暗号通貨の投資の扉を開かせるために、辛抱強くGeminiを経営するビジョナリーな起業家です。

今後の動向が注目されます。

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