【2019年7月23日】ビットコイン(BTC)価格観測レポート

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ビットコイン(BTC)価格観測レポート

こんにちは。オクシン(@OKU_MAYA)です。

本稿は現在のビットコイン(BTC)の価格に関してのレポートです。前提として、仮想通貨の初心者から中級者に向けた内容で、価格が上がる・下がる記載するものでないことご理解ください。また、現時点でビットコインに適正価格というものは存在しません。それを踏まえた上で、過去のデータ、現在の状況から今後の動きを推測していくものとなります。

ハッシュレート・ディフィカルティ

Bitcoin Difficulty:6,379,265,451,411
Hashrate:45,867,201,622 GH/s

BTCハッシュレート・ディフィカルティ
参考:https://bitcoinwisdom.com/bitcoin/difficulty

現在の数値状況は、2018年8月上旬頃と類似しています。数値で表示すると下記となりますが良く分からないと思うのでグラフの方を見ると理解が深まります。

ビットコインチャート

2019年7月23日のビットコインの価格は「108万円」程度で、2018年8月上旬は「70万円」でした。数値に乖離がありますが、今後価格が、以前の状況に追いついていく(下がる)のかは判断できません。ただ、ハッシュレートが高いということは、マイニング参加者が多いということなので、ビットコインへの期待値は高い(上がっている)と推測できます。ただ指標の一つとして過去と比較した時に乖離があるということを理解ください。

あわせて読みたい:仮想通貨の取引で知っておくべき「ハッシュレート」とは?

未承認トランザクション数

未承認ブロック数
参考:https://www.blockchain.com/ja/charts/mempool-count?timespan=1year

文字通りですが承認されていないトランザクション数のことです。増加するという事は利用(売買や送金)が増加している推測できます。上記のグラフから分かることは、2019年4月以降未承認トランザクション数が5万を超えてる時が数回あるということです。また、全体的に大きく増加していることが分かります。

ドミナンス

仮想通貨市場全体の各通貨の支配率です。下記が現在の状況となっています。

仮想通貨ドミナンス
参考:https://coinmarketcap.com/ja/charts/
期間:2013年7月~2019年7月

  • BTC:65.3%
  • ETH:8.2%
  • XRP:4.8%
  • LTC:2.1%
  • BCH:1.9%

合計:82.3%(その他通貨:17.7%)

ビットコインのドミナンスが上昇するということは、他のアルトコインがビットコインに流れているということを表します。その逆は理解頂けると思いますので説明は割愛させて頂きます。このグラフから分かることは、ドミナンス全体(時価総額)、ビットコインのドミナンスが徐々に上昇傾向にあるということです。

あわせて読みたい:ドミナンスとは?

国別・通貨別保有数

左がビットコインの売買取引ボリューム(24時間)となります。右がBTC/USDTで取引されてる取引所の割合になります。保有量の多い国の金融緩和や規制、政治家要人発言、その他暗号資産に関する規制などが市場全体に大きく影響を及ぼします。また、その国の経済状況も情報の一つとして重要な指標となります。少し極端の例ですが、ハイパーインフレやデフォルトなどがそれに当たるでしょう。

またその国の節目、行事などにも注目していくと良いです。例えば日本であれば、夏・冬のボーナス、お盆、正月などはイベントとなり、消費全体が動いたりする事が考えられそうです。先日の参院選ですが、自民党が与党となりましたので消費税は増税されると予測されますが、それも指標の一つとして考えても良いでしょう。ただ、ドミナンスを見る限り日本の市場参加は現状で多いものではないので、ビットコインへの影響は限定的と考えられます。

また、その国の通貨でキリの良い数字を把握しておくのも大切です。ビットコインに興味を持っている人で「100万円になったら買ってみようかな?」と考えたことはないでしょうか?これはアメリカや中国の投資家も同じです。キリの良い数字というのは意識しましょう。

国別通貨保有割合
参考:https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/USDT

こちらから分かることは、ビットコインの多くはUSDTで取引されてるという事です。

  • USDT:65.3%
  • USD:14.1%
  • JPY:8.7%
  • QC:3.7%(中国)
  • EUR:3.0%
  • KRW:1.8%

国別通貨保有割合USDT/Qcash
参考:https://www.cryptocompare.com/coins/usdt/analysis/QC

ビットコインの多くはUSDTでの取引と記載しましたが、そのUSDTの多くがQC/Qcashで取引されています。QCは、QTUM上で作成された中国元ペッグのステーブルコインです。このことから、ビットコインの多くは中国で取引されてることが推測されます。

  • QC:74.9%
  • USD:9.2%

7月23日現在であれば、市場は中国勢が大きな影響力を持っていると考えられます。そちらの動きには注意を促す必要があると考えています。

ビットコインの価格に関してデータの収集方法などを記載していきました。他にも参考になる指標は複数あります。ビットコイン出来高、テザー(USDT)発行、イベント(バーン、流出、新規上場など)があります。これから仮想通貨への投資を考えている人や既に投資をしている人も多数いらっしゃると思いますが、自己責任ということ、価格は誰にも分らないという前提を忘れないようにお付き合いをしていければと思います。

興味深いですね。

文:オクシン(@OKU_MAYA)