リップル(XRP)3,500万円相当を盗んだ23歳逮捕、10カ月に及ぶ捜査で

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リップル(XRP)3,500万円相当を盗んだ23歳逮捕、10カ月に及ぶ捜査で

オーストラリアのニューサウスウェールズ州警察が10月25日、10カ月に及ぶ捜査の上、と10万リップル(XRP)を盗んだとして23歳の女性を逮捕した。

メールアカウントがきっかけで3,500万円相当のリップル(XRP)消える

事件は56歳の男性が2018年1月、当時の価格で3,500万円に当たる10万XRPが口座から無くなっていることに気が付き発覚。同州のサイバー犯罪チームが捜査を開始していた。

被害者の男性によると、2017年12月にEメールアカウントがハッキングに遭い、18年1月中旬に2日間にわたり同じEメールアカウントにアクセスできない状況だったという。その後、メールアカウントにアクセスできるようになり口座を確認したとろこ所有していたほとんどの仮想通貨がなくなっていた。

容疑者の女性は男性の口座にアクセスし、10万以上のリップル(XRP)を中国の取引所に送金、その後ビットコイン(BTC)に交換していた。

同州の警察は、容疑者は被害者の男性のEメールアカウントを乗っ取り、パスワードを変更することで男性がアクセスできない状態にした上で、携帯電話の二段階認証機能を使い口座にアクセスしたと話している。

匿名性と人気の高さで仮想通貨はターゲットに

サイバー犯罪チームを指揮するアーサー・カッツォギアニス氏(Arthur Katsogiannis)刑事局長 は、ハッカーから口座を守るため多要素認証の設定を呼び掛け、「Eメールアカウントは多くの人が認識している以上に重要なものだ。金融関係の口座や個人情報と関連したEメールアカウントを狙った事例も増加傾向にある」と注意を促している。

また「Eメールアカウントから情報が盗まれるのは、家庭ごみを漁ったり郵便物を盗むのと同じで、重要な書類をシュレッダーにかけたり郵便ポストに鍵をかけるのと同様に、Eメールアカウントにも対策が必要だ」とコメントしてる。

オーストラリアでは今年の10月上旬に、移住してきたばかりの人をターゲットに仮想通貨ATMを使用した詐欺事件も発生し、4人で合計5万豪ドル (約400万円)の被害に遭っていた。オーストラリアの国税局は「仮想通貨はバーチャルな世界で機能しており、一度犯罪者が資金を受け取ると、取り戻すのは不可能に近い。残念ながら、匿名性と人気の高さから犯罪者が仮想通貨をターゲットにするのは避けることができない」と注意を呼び掛けていた。

リップル(XRP)の価格・相場・チャート

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参考
New South Wales Police

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