ロンドンの投資家の3人に1人が仮想通貨投資を検討、全国平均の2倍

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ロンドンの投資家の3人に1人が仮想通貨投資を検討、全国平均の2倍

イギリスに拠点を置く、投資マネジメント企業ラスボーン・インベストメント・マネジメント社(Rathbone Investment Management)が企画し、1,503人の国民を対象にした調査を敢行。調査によってロンドン市民の実に3人に1人、イギリス全国統計の2倍にあたる30%が、今後仮想通貨への投資を考えていることが明らかになった。

仮想通貨への投資を検討している多くは35歳未満

同調査によれば、35歳未満の実に37%が仮想通貨への投資に興味があり、45歳以上で仮想通貨投資を検討しているものは4%程度と世代間で仮想通貨に対する期待感に大きな差があることが明らかになった。

2018年6月に英国の不動産投資開発会社Get Livingが行った統計調査でも、ミレニアル世代(主に10代~20代)で、仮想通貨投資に対する注目が高いことが明らかになっている。
安定した不動産や株式よりも、ある種一発逆転の可能性を持つ、仮想通貨投資は魅力的に映るようだ。

仮想通貨投資家は増えたものの好調だったのは一般的な資産

同調査によれば、2017年の仮想通貨好調を受けて、先駆者たちが得たような利益を求めて投資参入者は増えたとのこと。だが、株式投資や預金のような一般的な資産投資の方が好調だったようだ。

調査を企画したラスボーン・インベストメント・マネジメント社のインベストメントマネージャーを務める、ロバート・ヒューズ=ペニー(Robert Hughes-Penney)氏は統計結果に関して以下のように語った。

「ロンドンの投資家の多くはビットコインのようなリスクの高い資産に投資を行っているが、投資家以外はリスクの高い資産からは距離を置いている。」

日本の仮想通貨への投資に対する意識は?

ラスボーンインベストメント・マネジメント社の統計は、国際的な仮想通貨イノベーションのハブとしての機能をはたしているイギリスで行われたものだ。

同じく多くの投資家を有する日本でも、直近では一般社団法人日本仮想通貨交換時業会が「仮想通貨取引の現状報告」と題した、調査報告を4月10日に発表した。

そのデータによれば、2018年3月31日時点で、国内仮想通貨投資家は現物取引で約350万人に及び、そのうちの大半を30代から20代の若年層が占めていることが分かっている。

日本国内でも海外と似た状況になっているのだ。ただ、イギリスとは大きく異なり、投資家の人口のうち約20%を40代が占め、50代も9%ほど投資を行っていることが明らかになった。日本国内では幅広い層に、投資資材として仮想通貨が注目されていることが分かる。

今後の仮想通貨市場は?

全世界的に仮想通貨投資人口は増えているようだ。そうなってくると気になるのが、仮想通貨の価格。記事執筆時点では1BTC=70万円ほどで、専門家の中には現状が底値ではないと指摘する者もおり、不安の声も上がっているのも事実。中にはイーサリアムの開発者、ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏のように開発者側から、価格の異常さを指摘する声もある。

その一方で、トム・リー(Tom Lee)氏の1BTCが220万円に達する予測のように、相場を楽観視する声も聴かれる。また2018年7月に行われた、証券取引プラットフォームのSharesPostの調査によれば、仮想通貨投資家の72%が前年度よりも通貨の買い増しをすることを考えており、そのうち66%が価格の上昇を見込んでいることを明らかにしている。

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参考
CCN

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