仮想通貨詐欺から身を守る5つの簡単な防衛手段

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仮想通貨詐欺から身を守る5つの簡単な防衛手段

米国では暗号資産(仮想通貨)をめぐる詐欺行為が、数ある詐欺関連の犯罪の中の第2位にランクされているそうです。詐欺行為でお金をだまし取る犯罪者はスキャマーと呼ばれていますが、彼らから自分の身を守る5つの手段は、常識として知っておくべきでしょう。

詐欺行為からの保身は自己責任

セキュリティ会社チェイナリシス(Chainalysis)によると、2019年の仮想通貨詐欺の被害額は、ついに43億ドル(約4,500億円)に達しました。特に資金運用をして利益を還元すると偽ってだまし取るポンジ・スキームの被害が目立っています。

仮想通貨の詐欺行為の一般的な形は2つあります。1つは取引に関係する不正な商売人が、取引の処理中に少量の仮想通貨をだまし取るやり方です。もう1つはハッキング(hacking)とも呼ばれますが、犯罪者がデジタル資産の実際の取引を通じて詐欺行為を実行することです。

仮想通貨の投資家が直面する最大の問題は、仮想通貨の働きそのものの特質に起因します。いったん詐欺の標的にされると、被害者はほとんど成すすべはありません。取引プラットフォームは分散型になっており、誰の責任でもなく、誰もその不正な取引を覆すことは通常できません。取引所はユーザー名をコード化しており、関係者すべてが匿名になっています。

詐欺行為から身を守ることは、基本的には自己責任です。それでもな役に立つだろう「身を守るための5つの手段」は、保身のため最低限知っておくべきです。

仮想通貨詐欺から身を守る5つの方法

取引所が信頼できるかどうか歴史をチェックしよう

とある取引所で仮想通貨を買ったユーザーが、その後自分の資産が勝手に売却されていた事例などがあります。投資したいと思う取引所のセキュリティとプライバシー保護などにどのような手を打ってきたか、歴史をチェックすることが極めて重要です。

パスフレーズとキーを安全な場所に保管しよう

あなたのウォレットのパスフレーズとコードキーは、自分のウォレットにアクセスする唯一の手段です。許可がなければ誰もアクセスすることができないよう、この情報は絶対安全な場所に保管しなくてはなりません。

詐欺行為やフィッシングサイトを避けよう

疑わしいeメールや見知らぬウェブサイトを不用意に開くことは、詐欺行為や釣りを語源とするフィッシング(Phishing)に屈することです。それは個人情報の漏えいにつながり、絶対に避けなくてはなりません。

2FAと安全なパスワードを使いこなそう

二段階認証もしくは、多要素認証を設定しましょう。二段階認証は仮想通貨取引所にアクセスする際に必須にすることで、犯罪者らからの不正アクセスの可能性を下げることができます。

新規ICOは十分なリサーチを

新規ICOに投資する前に、適切で十分なリサーチをお勧めします。ここ数年、マーケットには悪意のあるICOが増えています。投資の前に、コインの発行者の経歴などを十分にリサーチする習慣を付けましょう。

ビットコイン を始めとする仮想通貨の価格が上昇すると、ハッキング事件や詐欺に関する話を耳にする機会も増えるかもしれません。自分の資産を守るためにも最低限の対策をとることは必要不可欠です。

参考
5 Ways to Protect Your Crypto Accounts From Fraud

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長瀬雄壱
フリージャーナリスト、大手マスコミのOB記者。在職中は社会部、科学部、外信部で記者活動を行なう。特に外信部では、10年余り海外特派員(3カ国)を務め、国際関係、政治、経済、社会、戦争取材など、あらゆる分野で記者活動を続けた。翻訳業務経歴は約50年あり、今でも海外ニュースを深くモニターしている。