9月に開催された東京ゲームショウで、ブロックチェーンを活用したゲームアプリが出展していたので取材行ってきました。ブロックチェーン×ゲームとは一体どのようなものなのでしょうか。

スペルズ・オブ・ジェネシス(Spells of Genesis)とは?

世界で初めてブロックチェーン技術を取り入れたトレーディングカードゲームです。

ゲームとしては、それぞれ攻撃力、守備力、Spellと呼ばれる特殊能力を備えたモンスターカードを組み合わせて戦う、戦略性を問われるゲーム。

ゲームのカード管理をブロックチェーン技術で

Spells of Genesisは従来のゲームとは異なる取り組みをブロックチェーン技術により可能にしています。それが、ゲーム内のデジタルアセットであるキャラクターカードの管理をブロックチェーンに委ねるということ。

例えば、従来のゲームではデジタルカードを300枚発行しますと言われても、プレイヤーには本当にそのカードがこの世に300枚しかないのかを確かめることはできませんでした。

それが、今回ブロックチェーン技術を使用することで、ゲーム上で300枚発行されたカードが確実にこの世で300枚しか存在しないことが保証され、不正に新たなカードを作り出すこともできなくなりました。

でも、なぜデジタルカードの価値が保証されることがそこまで革新的なのでしょうか?

それは、Spells of Genesisで発行されたデジタルカードの価値がSpells of Genesisというゲームの外でも価値を持ち続けることによります。デジタルカードをゲーム会社が管理するのではなく、プレイヤー側(ブロックチェーン上)に管理させることによって、その価値をより広範囲に広げることができます。

ゲーム内仮想通貨 ビットクリスタル

Spells of Genesisで発行されているデジタルカードは、Book of Orbsといわれる取引所アプリで、まるで株取引のように売買をしたり、他プレイヤーに送信することができます。

正確には、Spells of Genesisの中で登場するビットクリスタルと呼ばれる仮想通貨に換算したものを扱うことができます。

さらに、このビットクリスタルは仮想通貨取引所などでBitcoinなど実際に通貨性の高い仮想通貨に換金することもできます。

これも全て、ゲーム内で発行されたアイテムがブロックチェーン技術により保証され、ゲーム外においても価値が保証されることで実現可能になるのです。

今後の展望

現在、Spells of Genesisの開発会社であるEverdreamSoftは、他会社のゲームにもこのシステムを取り入れてもらうことにより、ビットクリスタルやゲーム内で発行される仮想通貨のマーケットを拡大し、今までには新しいムーブメントを起こそうとしています。

ブロックチェーンがあるからこそできるゲーム内デジタルアセットのプレイヤーによる管理。

今後、ゲーム間のアイテムの流動性などに新たな動きが生まれていきそうですね。Spells of Genenesis自体は現在4カ国に展開中で、今後の日本での広がりにも注目です。

その世界観やイラストも魅力的なSpells of Genesis。新たなモバイルゲームのあり方を体験してみてはいかがでしょうか!

Spells of Genesis ウェブサイト