格安航空エアアジア(AirAsia)が仮想通貨「BigCoin」発行か、ICOも検討中?

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格安航空エアアジア(AirAsia)が仮想通貨「BigCoin」発行か、ICOも検討中?

先日、日本でも人気の格安航空会社エアアジア(AirAsia)が「BigCoin」という仮想通貨を導入して、フィンテック分野をさらに発展させる計画があることがわかった。

日経アジア(NIKKEI ASIAN REVIEW)によると、エアアジアの創設者兼最高経営責任者(CEO)のトニー・フェルナンデス氏が、仮想通貨BigCoinの開発とICOを通して新しいマーケットを開拓するつもりだという。

エアアジアは東南アジアの航空会社の中でも大手格安航空会社である。フェルナンデス氏によると、乗客は自身の飛行距離(マイレージ)をBigCoinに変えることが可能となる。また、今月よりWEBサイト上でチケットの値段をBigCoinで参照できるようになるとのことだ。

フェルナンデス氏は、「BigCoin」が海外からの収益を得る際に有用であるとの見解を示している。また、このプロジェクトによると、乗客は機内食の購入や席のアップグレードなどのサービスが3~6ヵ月以内にBigCoinを通じて決済できるようになるということだ。

エアアジアは「The Big」といわれるデジタル化プログラムを立ち上げることを2017年の中頃に発表していた。このプログラムの目的は、年間6,000万人以上の乗客の機内購入を促進することで、実際に財布を持っていなくても、あらゆるサービスを受けられるようにするのが狙いだ。その一環として始まったのがこの仮想通貨「BigCoin」の運用である。ちなみに、同社は1月に仮想通貨決済サービスの1つとして、モバイルウォレットサービスである「BigPay」も発表している。

エアアジアはブロックチェーン技術を使ったフライトプログラムを、シンガポール航空と協力して今年から始めていくことにしている。シンガポール国営航空会社は、2月からマイクロソフトとKPMGで共同開発しているproof-of-concept(PoC)が成功となった際に、独自のブロックチェーンを活用するサービスを導入する計画だと発表している。

航空会社や空港が仮想通貨業界に参入している例はいくつかある。大手LCCのピーチ航空がチケットの支払いにビットコイン決済を導入する計画や、オーストラリアのブリスベン空港で仮想通貨決済ができるようになる計画、台湾のファーイースタン航空での航空券支払いに仮想通貨の導入を検討している計画などがあり、今後もこういった航空会社からの発表があるかもしれないので、引き続き注目していきたい。

(翻訳者:RAVA)

参考:CCN

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