ライトニングネットワークのアプリケーションストアが登場、多く生まれるLAppsとは?

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ライトニングネットワークのアプリケーションストアが登場、多く生まれるLAppsとは?

ライトニングネットワークのアプリケーションストアがリリース

ビットコイン(BTC)のレイヤー2の技術として知られるライトニングネットワーク(Lightning Network)は少しずつユーザーを増やしており、またそのユーザーエクスペリエンスを徐々に改善させています。イトニングネットワークの基本的な仕組みは下記のコラムで解説しました。

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ライトニングネットワークを使用したアプリケーションは、LAppsと呼ばれます。分散型取引所のプロトコルであるゼロエックス(0x)を使用したリレーヤーで知られるレーダーリレー(Radar Relay)は、このLAppsをキュレーションしたアプリストアをリリースしました。

ライトニングネットワークのアプリケーションストアのトップ画面
出典:RADAR ION

アプリストアでは、ウォレットをはじめとするさまざまなサービスをAppleのAppstoreのようなインターフェイスでリストしています。ライトニングネットワークはその仕組上、オフチェーンで複数人の間のペイメントチャネルを構築し、そのネットワーク間で高速な送金をします。複数の人の間での送金を実現するため、多くの場合、中継ノードを経由する必要があります。

この中継ノードはごく少額の手数料(通常0.01円程度)を徴収できます。アプリストアを運営するRadaはこの仕組みを利用して、ビジネスを構築することを試みていると予想されます。サイトに訪れたユーザーに自社のノードを経由してもらうことで、少額手数料を課します。

いずれにしても、同アプリストアは、ライトニングネットワークを利用したアプリケーションがどのようなものがあるかを広く見れるポータルサイトになっています。

ライトニングネットワークを利用したアプリケーションとは?

ライトニングネットワークを使用できるウォレットは、Zap、 Breeze、 Lightning、 Eclair、BlueWallet など数が増えています。

また、LAppsには、マイクロペイメントで電話料金をチャージできるBitrefill、少額課金の有料ブログを作れるY’alls、Amazonなどさまざまなショッピングサイトで買い物をすると少額がキックバックされるFoldなどが存在します。

また、当初はユーザーフレンドリーなインターフェイスでなかったライトニングネットワークの体験は簡単になっており、下記のアンケートでは600人近くのユーザーがライトニングネットワーク上でビットコインを受け取りました。

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メインネットで同技術が使われ始めた当初より簡単に試せるようになりつつあります。新しい技術に興味がある人はアプリストアを開いてみると良いでしょう。

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