ドイツ化学メーカーBASF、ブロックチェーンを使ったサプライチェーン管理に取り組む

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BASFは車の部品を追跡するブロックチェーン技術のプラットフォームの研究開発に取り組むんでいることを発表した。

これはサプライチェーンの中での商品の位置と動きに関する情報を提供することを目的にしたプロジェクトだ。

例えば、車の製造をイメージしてみよう。各パーツが届くよりも前に、それが届かなかったり、破損していることを知る方法はあるだろうか。

この取り組みではそんな課題を解決するために製品を輸送している間の位置や動きだけでなく、積載状況からダメージの可能性などまで知ることができるスマートなシステムを構築しようとしている。

もしも、足りないパーツや破損していると分かるものがあれば、その時点で自動的に再発注ができる。

ブロックチェーンはセキュリティやデータの整合性を向上させる部分で活用されようとしている。

この取り組みはダイムラーやポルシェなどがパートナーとして参加する自動車産業に集中したアクセラレーターであるスタートアップSTARTUP AUTOBAHNの一つとして行われており、ブロックチェーン系スタートアップ企業のQuantozとIoT系スタートアップであるAhrmaと協業している。

BASFは化学メーカーだが、彼らの主要取引先となる業界の一つが自動車業界となっている。

BASFがブロックチェーンに関する取り組みを行っていると公表したのはこれが初めてのようだ。

「私たちは、大きな事業は小さなところから始まると信じている。だから、私たちは将来の社会的流動性と製品を変える力を持つ若い起業家たちと仕事をするんだ。」BASFのパフォーマンスマテリアルズの上席副社長であるJürgen Beckyはプレスリリースの中で述べている。