アプリ開発者がビットコインキャッシュを採用する理由、Joysrtreamの見解とは?

2652

アプリ開発者がビットコインキャッシュを採用する理由、Joysrtreamの見解とは?

Junya Hirano 平野淳也

JoyStreamが、アプリ上で使う暗号通貨をビットコインからビットコインキャッシュに移行することを発表しました。

JoyStreamはビットコインベースのBitTorrentクライアントです。

BitTorrentでのコンテンツ提供者に対して、ビットコインで支払いができるという仕組みを提供する構想です。Bittorentでは、コンテンツをダウンロードする人をleechersと呼び、彼らはビットコインでコンテンツ提供者であるseedersに支払いをします。

このJoyStreamがビットコインキャッシュへシフトした理由を書いたリリースは興味深く、アプリ開発者視点で参考になる点もあるので解説します。

まず背景ですが、JoyStreamは一部の教鞭なビットコインキャッシュ派では全くなく、フラットなアプリ提供者と言っていいでしょう。

ライトニングネットワークは有望な技術であるが、現段階においては実験的技術

JoyStreamは、ライトニングネットワークは重要な技術とした上で、それがまだ実験的技術であり、ビットコインでレイヤー2でのペイメントを取り入れるのではなく、ビットコインキャッシュを採用したといいます。

今の段階でライトニングネットワーク採用してしまうと、将来の開発に合わせ、ソフトウェアに度々修正を加えることが予想されるため、、アプリ提供者の支払手段として、そこは工数を割きたくないし、今はアプリを拡大優先だというのが、同社の主張です。

将来において、ビットコインを採用し、ライトニングネットワークを利用したペイメントを構築する可能性はなくはないでしょうが、現段階の判断としては納得にいくのものです。

ビットコイン以外に多くの暗号通貨が存在する中で、何故ビットコインキャッシュなのか?

ビットコイン以外に多くの暗号通貨が存在する中で、ビットコインキャッシュを採用した理由は、将来にわたってある程度手数料が安いことが主な理由だとしています。

また、ビットコインキャッシュは、ビットコインと互換性があり、バックエンドのウォレットなどの仕様変更が非常に容易であったことも大きな理由としています。

ビットコインキャッシュは、ビットコインのフォークコインでありSegwitが採用されていなかったり、難易度調整アルゴリズムに変更はあるものの、ベースは変わりません。

その他のアルトコインより、様々なクライアント環境が整っていることは明白です。

他の理由としては、多くのユーザーベースと、取引可能な上場取引所があり、また支持者はビットコインキャッシュを使うことにフォーカスしている人が多いともコメントしています。

ビットコインキャッシュは発展途上である

まとめると、特筆すべき点としては、主に2点です。

まず、安価な送金として見た時、ビットコインキャッシュのほうが現時点において容易であることは否めません。アプリ提供者が、ライトニングネットワークにノードを建てても、多くの人が現時点において、接続するリテラシーは追いついていません。

次に、ビットコインと互換性があり、ビットコインキャッシュの採用が容易なことでしょう。

ライトニングネットワークも発展途上であり、今後1年以内にかなり普及するのではないかと予想も出来ますが、アプリ開発者からこのような視点は納得はいきます。

また、ライトニングネットワークのモバイルウォレットの送金体験となると、どうなるか想像つかない点もあります。常にチャネルを開いているわけにもいかないでしょうし、どのようなインターフェイスになるかは実はまだよくわかりません。

どちらがより、ペイメントのシェアを獲得していくかは、今後を引き続き見守りたいです。