仮想通貨取引所バイナンス(Binance)、KYCシステムを導入し顧客確認を自動化へ

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仮想通貨取引所バイナンス(Binance)、KYCシステムを導入し顧客確認を自動化へ

バイナンス(Binance)は、仮想通貨市場で最も多角的な経営を行っているといっても過言ではない。分散型取引所の設立発表、慈善団体(Blockchain Charity Foundation)の設立や仮想通貨研究部門(Binance Research)の開始など、仮想通貨取引所として非常に前衛的な取り組みが多い。

そして今回バイナンスは、自動顧客確認サービスを自社のシステム内に取り込むことを発表した。

バイナンス(Binance)とRefinitivが提携、安全性の強化へ

バイナンス(Binance)は先日、KYCサービスプロバイダーであるリフィニティブ(Refinitiv)との提携を発表した。既にバイナンスは仮想通貨のコンプライアンスおよび調査サービスとも提携しており、リフィニティブ(Refinitiv)の自動KYCアプリケーションはバイナンスの事業を大きくサポートすることになるだろう。

バイナンスは、プラットフォームでの完全性を保証し、不正行為などからプラットフォームを守る責任を強く認識している。何百万人ものユーザーが同社のプラットフォームで取引を行っていることから、プラットフォームが安全で信頼できるものであることを保証する必要性がある為だ。

リフィニティブ(Refinitiv)は、世界をリードするグローバルなコンプライアンスサービスプロバイダである。トムソン・ロイターのファイナンシャル&リスク部門として知られていたリフィニティブ(Refinitiv)は、世界をリードする金融市場のデータおよびインフラストラクチャ プロバイダとなった。190以上の国々で4万以上の機関にサービスを提供しており、実績としては十分なものを持っている。

リフィニティブ(Refinitiv)のKYCサービスは、クライアントを識別、検証、および監視することが可能だ。そしてバイナンスは、合理化されたKYCコンプライアンスプロセスを含むリフィニティブ(Refinitiv)のサービスを使用し、60以上の言語で200以上の国や地域の法人情報を統合することを目的としている。

また、サービスの実用性としてリフィニティブ(Refinitiv)のKYCサービスは、バイナンスのグローバルな経営戦略に適しており、100以上の規制当局および金融機関からのアクセスに既に耐えているという実績が証明されている。

Chainalysisとの取り組み、アンチマネーロンダリング強化

チェーンアリシス(Chainalysis)は、仮想通貨市場でも定評のある調査会社であり、KYCサービスの導入にあたってもサービスの展開をサポートすることが出来るだろう。

チェーンアリシス(Chainalysis)は、バイナンス(Binance)プラットフォームでのマネーロンダリング防止(AML)のコンプライアンスと調査のソリューションを発表した。これは、仮想通貨のリアルタイムのデータ処理監視の為にChainalysis KYT(KYTはKnow Your Transactionの略)をシステム内に統合し、マネーロンダリングや犯罪行為を検知する機能を備えることが目的だ。

そして、Chainalysis KYTは、パターン認識、独自のアルゴリズム、数百万のオープンソース参照などの機能を使用して、暗号化サービスを識別し分類する。バイナンスの将来的なセキリティは世界でもトップクラスとなるだろう。

バイナンス(Binance)の強い意思、企業使命とは?

バイナンスプラットフォームの中核となる価値の1つは、セキュリティにある。既存のシステムを改善する方法を常に模索しており、リフィニティブ(Refinitiv)やチェーンアリシス(Chainalysis)のようなパートナーを抱え、社内のAML専門家との協力関係を奨励し、社内ツールの力とパートナーの力を合わせることが重要となる。

ブロックチェーンサービスであれば、他社との提携はそこまで難しいものではない。取引や確認などそれぞれの役割について最も適しているサービスを使用することで、顧客の安全だけでなく自社のシステムも守ることに繋がる。

悪意のあるユーザーとの戦いは協力的な努力で解決するしかない。バイナンスはマネーロンダリングや疑わしい活動に対する確固たる姿勢を維持し、暗号業界がAML/CFT(マネーローンダリング/テロ資金供与対策)を真剣に進めることを願っていると、バイナンスのCFOであるWei Zhou氏は述べた。

バイナンスはすでに優れた人材と技術の両面でKYCとAMLの対策システムに多額の投資を行っている。しかし、仮想通貨市場では、犯罪者は常にシステムの抜け道を探している。その為、同社は多くのユーザーのために、マネーロンダリングなどの不法行為を検出して鎮圧するための積極的なアプローチをとり続けていく。

バイナンスのリフィニティブ(Refinitiv)およびチェーンアリシス(Chainalysis)とのパートナーシップは、公正で遵守的な取引環境を提供し、バイナンスの企業使命である世界中の資金の自由を広げるという目標を達成するために必要なものだと言えるだろう。

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参考:Binance Medium

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