仮想通貨でもレバレッジ取引が普通に?バイナンス(Binance)がβ版サイトを公開

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BInance(バイナンス)がレバレッジ取引をできるサイトのβ版を公開

Binanceのレバレッジ取引用サイトのβ版が公開

バイナンス(Binance)がレバレッジ取引を体験できるβ版サイトを公開しました。現在は事前招待された一部のユーザーのみが利用できるようになっており、Twitterでは、そのユーザーたちによる管理画面の紹介などがされています。

レバレッジ倍率は2倍であり、100倍のビットメックス(Bitmex)や25倍のポロ二エックス(Poloniex)などと比較をすると、極めて低倍率の取引所となっています。レバレッジ5倍にはしないのか?というTwitterユーザーからの質問に対して、BinanceのCEOは、「5倍に対応していく方針だが、徐々に実装をしていく」と回答をしています。

Binanceレバレッジ倍率の質問ツイート

取引所運営者の立場で考えると、レバレッジを高倍率にすることは短期的には高収益をもたらすことが期待できますが、上手に実装をしない場合、顧客のリスクが高くなり、市場から退場するユーザーが増加し、結果的に中期の収益が悪化する可能性があります。これは暗号通貨市場に限らず、FX業者の運営でも同じことが過去に考えられてきました。

その点Binanceでは、すでに現物の出来高が世界トップの取引所なので、これまでのユーザーをしっかり抱えた上で、レバレッジ取引を提供したいのではないかと推測ができます。

レンディング事業者との提携を発表

Binanceは、暗号通貨の貸出と貸付を行うサービスであるクレド(Cred)とパートナーシップを発表しました。Credは、バイナンス・ラボ(Binance Labs)やアーリントン・リップル・キャピタル(Arrington XRP Capital)から出資を受けているカリフォルニア拠点のスタートアップで、サービス開始から3億ドル(約330億円)を処理しています。

また、このパートナーシップと同時にCredは独自トークンであるリブラ・クレジット(LBA)をバイナンス・チェーン(Binance Chain)に移行することを発表しました。

取引所がレバレッジ取引を行うためには、レンディング機能を同時に実装をするほうが望ましいです。ショート取引の建玉(たてぎょく)は、他のユーザーがレンディングした資産から供給されるからです。レバレッジ取引を実装する場合、ロングの機能と同時にショートの機能は必要になります。ロングだけの機能を実装してしまっても、市場が加熱するからです。

そして、ショート取引機能のためには、建玉をレンディングする機能が必要で、そのための提携であると読めます。Bitmexの先物などは現物が裏付けされていませんので、このような仕組みは必要ないですが、Binanceが検討している仕様は、現物市場でのレバレッジ取引の実装であると推測ができ、トレーダーにとっては新しい取引機会が増えるのではないかと思います。

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参考
Binance
Business Wire


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