ビットコイン、価格は30万円台回復するも緊張は続く

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*7月21 日12:00一部訂正

今週のビットコイン価格はまさにジェットコースタ―状態。

今週の月曜日、17日には206,000円の底値を付けたBTC/JPYの価格だが、21日の午前8時台には322,584円を記録している。ビットコインの分裂リスクを受けて1週間のうちに10万円以上の価格変動がみられている。

価格上昇については今朝の「BIP91のロックイン」 を受けてSegwitが無事導入され分裂リスクが回避できるとの見方が広がった可能性があるが、実際ここから無事に事態が収束するかどうかはまだ不透明だ。

BTC/JPY 1時間足チャート

(出所:bitFlyer)

BIP91 のロックインとは

今回の騒動ではビットコインの問題解決に向けた技術Segwit(セグウィット)が導入するかに注目が集まっていたが、ビットコインのマイナーの80%以上がBIP91に合意する意思を示し、BIP91がロックイン(確定)した。

BIPはビットコイン改善案のことで、その内容は技術面について多岐に渡り、1から順番にそれぞれ番号が振られている。

今回のSegwit実装に関しては以下のようなBIPが挙げられる。

BIP148: 8月1日にUASFを実行し、マイナーにSegwitへの移行へ迫るもの

BIP141:2016ブロック(約2週間で生成されるブロック)のうち95%がSegwitに同意すれば実装されるもの。2016年11月から開始。

BIP91:336 ブロックのうち80%が合意すればSegwitが導入できる。

BIP91 が確定してから実際にBIP91が実装(アクティベート)されるまでには336ブロック(約2日半)の準備期間「Grace period」があり、マイナーたちがソフトウェアをアップグレードする。

ビットコイン分裂リスク、今後の行方は

素直に考えれば、マイナーたちはアップグレードを行い、その後Segwitがアクティベートできる。

しかし現時点では合意しているように見せかけ、猶予期間中にマイナーがアップグレードが行われなかった場合は、またブロックチェーン分岐のリスクが高まる可能性も残っている。

先日、仮想通貨取引所各社からは8月1日前後に取引が停止されるとの発表があった。うまくことが進めば8月1日に入出金を停止する必要すらなくなるかもしれない反面、危険な状況だと判断されれば、この日程が変更になる可能性も考えられる。

今週末から月末にかけてビットコインを売買したいユーザーは、取引所からの発表などに注意しておきたい。

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