一時400万円を超えたビットコイン(BTC)、アナリストたちの見方は?

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4万ドルを超えたビットコイン(BTC)、アナリストたちの見方は?

ビットコイン(BTC)価格は1月7日までの14日間で、2万ドルから3万ドルにまで跳ね上がり、一時4万ドル(約417万円)を突破しました。ビットコインの時価総額は同日7,400億ドル(約76兆円)に達し、この時点で時価総額は、イーロン・マスク氏が創業した自動車会社テスラの時価総額を上回りました。

ドル支配の経済からブロックチェーンベース金融への変身の兆し

ビットコイン価格が2万2,000ドル前後だった昨年12月中旬、マスク氏はツイッターに「ビットコインは私のセーフワード」と投稿、その価格は今後5年以内に5万ドルに達すると予想していました。また一部の専門家は、ビットコインは今年10~50万ドルに達するだろうと予測しています。

仮想通貨のレンディングサービスを提供するネクソ(Nexo)の共同創業者兼最高経営責任者(CEO)であるアントニ・トレンチェフ(Antoni Trenchev)氏は「ビットコインが4万ドルを超えたことは、新型コロナウイルス危機が既存の金融秩序を変える十分な力をもっていることの証明である。最高価格の更新は、大きな社会転換が起きるだろうという明白な証拠であり、ドル支配の経済からブロックチェーンベースのデフレーション的かつ制限のない金融への変身である」とコメントしています。

ビットコインが5万ドルになれば値崩れ?

一方、イスラエルのビットコイン大手マイニング企業ビットファームズ(Bitfarms)社長のジェフ・モーフィ(Geoff Morphy)氏は、「人々はその資産、特に法定通貨など流動性資産の価値が浸食されていけばいくほど、それに代わるものを探し求めることになる」と強調しました。

ビットコイン価格が4万ドルを超えた1月7日かけて、アナリストがどのように発言、コメントしているかを見ておきましょう。

NEMベンチャーズの取引責任者であるニコラス・ペレカノス(Nicholas Pelecanos)氏は「ビットコイン価格が当面のレートで上昇し続けることを前提にすれば、バレンタイン(2月14日)辺りには5万4,000ドルになると思う。Q1末日(3月末)にはさらに高騰して、7万4,000ドルになる計算だ。しかし、5万4,000ドルからは値崩れが起き、結局3万5,000ドルあたりに落ち着くだろう」と語っています。

ビットコイン価格の次の抵抗線は4~4.5万ドル

仮想通貨チェーンリンク(Chainlink/LINK)の共同創業者セルゲイ・ナザロフ(Sergey Nazarov)氏は、「ビットコイン価格は最終的には10万ドルを超えそうだ。人々は長年にわたって確実に法定通貨に対する信頼を失っており、新型コロナウイルスが経済に及ぼすインパクトの結果、金融政策は法定通貨の(価値の)下落を加速するだけだ」と述べています。

仮想通貨ウォレット大手ビットペイ(BitPay)の最高商務責任者(CCO)であるソニー・シン(Sony Singh)氏は、市場に大きな売り圧力がかるだろう2月かそこらに4-4.5万ドルまで上昇するだろう」と予測しています。

著名なビットコイン・アナリストのウィリー・ウー(Willy Woo)氏は、「機関投資家が大量に買い付けていることは周知の事実ではあるが、現物在庫の枯渇状態は、最近の価格上昇に引き付けられた一般投資家が大量に参入している兆しである」と語ります。

参考
US Dollar Crashes To USD 40,000 per Bitcoin

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長瀬雄壱
フリージャーナリスト、大手マスコミのOB記者。在職中は社会部、科学部、外信部で記者活動を行なう。特に外信部では、10年余り海外特派員(3カ国)を務め、国際関係、政治、経済、社会、戦争取材など、あらゆる分野で記者活動を続けた。翻訳業務経歴は約50年あり、今でも海外ニュースを深くモニターしている。