ビットコイン・キャッシュが8月1日に誕生予定、各取引所の対応は?

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日本時間8月1日の21時ごろにビットコインのブロックチェーンの分岐が予定されており、これにより新しいコイン、「ビットコイン・キャッシュ」(BCC)が登場する予定だ。

簡単に説明すると、下記の図のように取引を記録する台帳であるブロックチェーンが2つに枝分かれし、片方はビットコイン、もう一つはビットコイン・キャッシュ、それぞれ別の仮想通貨として開発を進めていくことになる。

ビットコイン(BTC)側の開発状況については→こちら

これに伴い、8月1日の分岐よりも前からビットコインを保有しているユーザーは、基本的には同じ量のビットコイン・キャッシュを得ることになる。

ビットコイン・キャッシュの立ち位置に関しては、これはアルトコインだという意見から、もう一つのビットコインとして注目される存在になるといった意見まで様々だ。

価格がいくらになるかは蓋を開けてみるまでは分からないが、既にビットコインを持っていれば無料で入手できるものなので、興味がない場合でも持っておいて損はないだろう。

国内、海外の取引所からこのビットコイン・キャッシュに関してどのような対応を取るのか様々な発表が出ているので、以下にまとめた。

取引所の対応に関してユーザー側からのポイントは、主に以下の3点だ。

・入出金等の停止時間
・ビットコイン・キャッシュが付与されるのか(フォーク後出金できるか)
・新しいコインが取引所でトレードできるのか

 国内の取引所にビットコインを置いている場合

多くの取引所は一時的に入出金を停止し、安全が確認されたら再開すると発表している。入金・出金だけでなく、現物取引や支払いサービス等も一時停止する取引所があるようなので、お使いの取引所のスケジュールを確認していただきたい。(下記は本稿作成時点での入出金スケジュール)

みんなのビットコイン
入出金停止:7月31日0:00~
Bitbank
入出金停止:7月31日15:00~8月2日
bitFlyer
入出金停止:8月1日10:20~8月2日
Zaif
入出金停止:8月1日午前中~
Coincheck
入出金停止:8月1日20:00~
BITPoint
入出金停止:8月1日20:00~

また、国内取引所はハードフォークによって生まれたビットコイン・キャッシュをユーザーに付与する流れとなりそうだ。

例えば1ビットコインを保有していれば、8月1日のハードフォーク後には1ビットコインと1ビットコイン・キャッシュの両方が付与される。

(※詳細については各取引所からの発表をご確認ください)

取引所での取り扱いについては各社状況を確認しながら判断するようだ。

 自分のウォレットにビットコインを入れている場合

ハードウエアウォレットのTrezor及びLedgerはハードフォーク後ビットコイン・キャッシュを入手できると発表している。8月1日まではユーザーは特に何もしなくて大丈夫だ。

スマートフォンで使えるウォレットbreadwalletもハードフォーク後ユーザーのウォレットの中にビットコインとビットコイン・キャッシュの両方が表示されると発表している。

何を使っているにせよ、ウォレット派の人は秘密鍵をしっかり管理しておこう。

 海外取引所の反応は

 ビットコイン・キャッシュを取り扱う取引所

ビットコイン・キャッシュのウェブサイトでは以下の取引所が掲載されている。中国や韓国のの取引所が目立つ印象。BTCBOXやKrakenは日本のユーザー向けのサービスを提供している。

 ビットコイン・キャッシュには否定的な取引所

「ビットコイン・キャッシュがいつまで存続するのか、将来的に市場価値があるものなのか予測するのが困難である」とのことを理由に、アメリカの取引所Coinbaseはビットコイン・キャッシュの付与及び取引通貨としての取り扱いを行わない方針を発表。

ビットコインコイン・キャッシュを入手したいユーザーは7月31日までに資金を引き出しておくよう推奨されている。

Coinbaseの関連取引所のGDAX、別の取引所BitMEXも同様の対応を取るようだ。

また、itBitはビットコイン・キャッシュのトレードサービスは同取引所では扱わないと発表。但し、ユーザーへのBCC付与は行う方針のようだ。

ヨーロッパの取引所Bitstampは「ビットコイン・キャッシュはアルトコインであり、取引サービスで取り扱うかは取引所側の判断だ」と述べ、一旦はサポートしない方針を発表している。

また取引所のKrakenは信用取引のトレーダーに対して8月1日を跨ぐトレードに関する注意を英語版のブログ上で掲載している。

頻繁にトレードを行う場合やフォークの直前直後のタイミングで取引をする場合はどのような影響があるのか、利用する取引所からのお知らせを確認しておいた方がよいだろう。

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