SECが9つのビットコインETFを却下と発表、その理由とは?

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SECが9つのビットコインETFを却下。その理由とは?

アメリカ証券取引委員会(SEC)は、ProShares、 Direxion、GraniteSharesから申請されていたビットコインETF、合計9つに対して却下の判断を下した。

ビットコインETF、SECが却下した理由とは

ProSharesは2件、GraniteSharesも2件、Direxionは5件のETFの上場申請を行っており、Proshares以外については期限がもう少し先の9月となっていたのだが、8月22日(現地時間)に9件について却下されることとなった。

理由は投資家保護に関する懸念のようで、SECの発表したドキュメントでは「詐欺や市場を操作するような行為に対する対策が十分できていない」と述べられている。

また映画「ソーシャルネットワーク」で有名となったウィンクルボス兄弟ビットコインETFについても言及されており、これが却下されたときと同様の理由であるようだ。

今回SECによって要件を満たしていない規制の項目には「市場操作をふせぐ仕組みがあり、オープンでフェアなマーケットを実現することに努め、投資家を保護する」といった内容が記されている。

CBOEのビットコインETFに期待

しかし、同時に今回のETF却下の発表は、SECがビットコインやブロックチェーン技術にイノベーションや投資的価値がないと思っているからではない、という点も強調されている。

今回却下されたETFの他には、先日判断が延期された、CBOE提案のVanEck ETFがある。これについては次の期限が9月30日となっておりこちらの発表に注目が集まっている。

しかし、この発表も9月末でさらに延期となれば、最終的に2019年の2月にまで長引く可能性があるため、ビットコインETFの認可を待つ投資家にとってはしばらく待たされることになると予想される。

参考
CoinDesk
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