ビットコインは冬の時代に突入?3つのデータから見る市場の冷え込み

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ビットコイン市場冷え込み

ビットコインの価格は2017年末から現在(2018年2月下旬)まで、大きく減少してから停滞しています。ビットコインは冬の時代に突入したのでしょうか。この記事では、ビットコイン市場の冷え込みを、3つのデータから客観的に分析していきます。

ビットコイン価格に関して

CoinMarketCapによると、2017年12月中旬には$20,000を上回ったビットコイン価格が、2018年2月に入り$7,000ドルを下回りました。これは、2017年11月中旬とほぼ同じ水準です。直近の値動きは、一度反発していますが、いつまた下落するかわからない状態です。

ビットコイン価格
※現在のビットコイン価格・相場レート情報はこちら

ビットコイン手数料に関して

bitinfochartsを見ると、ビットコインの取引手数料の推移を見ることができます。

ビットコイン手数料

これによれば、2017年12月下旬に一瞬、手数料が$55を上回るほど、高騰している様子がわかります。そして、現在の手数料を見てみると2~3ドル程度です。これは、2017年8月の水準と同様です。ビットコインのSegWit実装が要因ではないかと考える人もいるでしょうが、ここ数ヶ月の間に関していえば、SegWitに対応したトランザクションは10%~14%程度である(SegWit Charts)ことを考えるとさほど影響を与えていないのではないかと考えられます。

ビットコインのトランザクション数

12月にはおよそ400,000件あったビットコインのトランザクション数が、現在では200,000件しかありません。

ビットコインのトランザクション数
参考:Blockchain.info

これほどトランザクション数が減少したのは、今年では初めてです。

以上、3つのデータからビットコイン市場の冷え込みについて分析しました。ある意味では、スケーラビリティ問題の解決にとっては追い風ですので、悲観になりすぎることはないと思いますが、もしかしたら、これからビットコインに冬の時代が訪れているのかもしれません。

参考:ビットコイン 相場・価格チャート
参考:CoinDesk


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師田賢人
フリーライター。「もろた」と読む。仮想通貨(暗号資産)とブロックチェーン技術を日本一わかりやすく解説する。一橋大学 → コンサル → エンジニア → ライター。2017年にビットコインの論文と出会い衝撃を受け、クリプトの世界に足を踏み入れることに。論理と感性を行き来して言語化することが強み。Official Page:https://w-mokumoku.com