ビットコインで消耗した人のためのセラピーまで始動

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7月7日、ビットコインの保管アプリを提供するアメリカの企業、breadwalletがビットコインについての悩みを聞いてくれる電話セラピーの開始を発表した。

このホットラインは英語でのセラピーとなるが、同社が提供するビットコインを保管しておくためのアプリ、breadwalletは日本語でも提供されており、利用者も多い。

 そもそも何故ビットコインにセラピーが必要なのか?

恐らくストレスを抱えているのはユーザーの中でも初期の頃からビットコインのコンセプトに共感し、積極的に関わってきた層の一部だろう。

現在、開発者や関連企業も含めたコミュニティ内で大きな対立が起きているビットコインには管理者や運営会社のようなものがなく、さらに発明者の「サトシ・ナカモト」も正体不明でどうすればいいか示してはくれない。

世界に広がるビットコインコミュニティの中で合意を形成し成長していかなければならないのだが、ビットコインがどうあるべきかといった思想の違いからコミュニケーションの壁など多くの問題があり、対立が長く続いている。

8月1日のビットコイン分裂の懸念(UASF)やSegwit2x等それぞれの案の是非については、ツイッターやReddit(レディット)などで一般ユーザーの間でも意見が交わされているが、感情的な批判に晒されたり、攻撃的なコメントなどを受けてダメージを受けてしまう人も存在する。

同社はブログで「最近はビットコインのコミュニティ内で異なる信条やガバナンスの方法を巡って内部の対立が起きており、一般のビットコイン愛好者の間でも苛立ちや混乱、意味やゴールを見失うアイデンティティ・クライシスに直面することがある」と述べている。

 ビットコインセラピーの内容は?

ではビットコインホットラインに電話をかけるとどんなセラピーが受けられるのだろうか。

リリースではカウンセラーは相談者の意見がどんなものであっても耳を傾けてくれると説明されている。それだけでなく議論も可能だ。ディベートがしたければセラピストは相談者とは反対の立場の主張をしてくれ、逆に同調してほしければ相談者の意見をサポートするような言葉をかけてもらえる。

なお、このサービスはカスタマーサポートではないためプロダクトの使い方などは教えてもらえない。

どのくらいの利用されるかは分からないが、このようなサービスが考案される状況になっているのかと思うとビットコイナーとしては少し複雑な気持ちでもある。

詳細:セラピーについての発表(英語)

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