BitMexのCEO「年末のビットコイン価格を500万円以上」と予想、暗号通貨市場にポジティブなシナリオパターンを解説

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BitMexのCEO「年末のビットコイン価格を500万円以上」と予想、暗号通貨市場にポジティブなシナリオパターンを解説

ビットコイン(BTC)価格が反転、考えられる要因とは?

6月30日、長く下落トレンドにあったビットコインの価格が大きく反転しました。
主な要因としては、下記の2つです。

  • 6月末日が期限であったCFTC先物の買い戻し
  • アメリカSECがETFの上場基準の緩和を提案

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また、これに加えて、同日に、BitMexのCEOのArthur Hayes氏は、CFTCのインタビューで、「ビットコインの価格は年末に5万ドル(約550万円)まで高騰する可能性がある。」と強気な相場を予想しています。同氏の発言の根拠もビットコインETFへの期待によるものです。

ビットコインETFは、これまで数年間にかけ、何度もアメリカで上場申請がされてきたものの却下されてきました。しかし、上述したSECがETFの上場基準の緩和を提案しているように、そろそろその上場が近づいているのかもしれないという意見です。

今、世界の機関投資家の運用資産は約95兆ドルです。
中期的な将来に、このうちの0.5%でも暗号通貨資産に流れ込むと、現在2000億ドル程度の暗号通貨市場にとって、莫大なインパクトです。

その一つとしてビットコインのETFが長らく期待されてきたということです。

これまで暗号通貨取引所は、米国でSECに監督される市場でもなく、少し前までビットコインはコモディティか証券なのか定義が不明なアセットで、顧客資産を預かって運用するような機関投資家にとって到底買えるものではありませんでした。

それが、ビットコインはコモディティとして定義が固まり、さらに今後、ETFとして既存の取引市場に上場されると、機関投資家のマネーが入り込んできます。

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暗号通貨市場にポジティブなシナリオパターンとは

さて、機関投資家のお金が0.5パーセントくらい流れ込むととても大きなインパクトであると前述しましたが、中期的に機関投資家の資金の0.5パーセントがクリプトアセットに流れることは無理な将来予想ではないと筆者は思っています。

その入り口が説明したビットコインのETFです。

そして、それだけでは不十分であり、さらに大きなレベルでこの市場が拡大するイベントは、CoinbaseとCircleなどが米国の取引所が監督されたブローカーになって証券と認定されたトークンでもリストできるようになることです。これが実現をすると、ビットコインのETF以上に中期的に影響を与えるはずです。

その結果、さらにパブリックプロトコルの価値が高まって、そこでビットコインもEthereumもようやくワールドアセットになると思います。

セキュリティトークンとして規制に向き合って新しいルールに適応した時がブロックチェーンがメジャーになるときです。

その時には、結果、パブリックプロトコルのネイティブトークンの価格も高くなり、それに応じてハッシュパワーなどもついてきてプロトコルはより強固になり、価値が高くなります。その時が、ビットコインやEthereumが、晴れてワールドアセットとして認識されるときだろうと思います。

以上が筆者の考える中長期的な将来の様子であり、米国の状況は概ねこのように進んでいるように思えます。

執筆時点で、2017年に市場を牽引した日本と韓国の個人投資家のこの市場に対する熱は冷めているようですが、この市場の将来はより統制され、拡大の準備が進んでいると筆者は考えております。

筆者が運営する研究所サロンでは、このようなマーケットの示唆から、技術解説、その他多くの議論や分析を行なっています。ご興味ある方はぜひご利用ください。

▼平野 淳也 研究所サロン
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ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

※本レポートは投資を推奨するものではなく、全ての投資判断は自己責任です。