ブロックチェーン市場は2025年までに3兆2,000億円規模に、アジアの急成長に期待

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ブロックチェーンの市場は2025年までに3兆2,000億円規模に、アジアの急成長に期待

マーケットリサーチ企業のメティキュラス・リサーチ(Meticulous Research)社が11月27日、世界のブロックチェーン市場に関するレポートを発表した。2025年までにブロックチェーンの市場規模が280億ドル(約3兆2,000億円)に達するとの予測を明らかにした。

70倍以上成長する世界のブロックチェーン市場

メティキュラス・リサーチ社の発表したレポートによると、2018年時点の世界のブロックチェーンの市場規模は3億8,550万ドル(約440億円)あるとされている。そして今後、年平均成長率(CAGR)71.4%の成長を見込んでおり、2025年にはその市場規模が282億4,870万ドル(約3兆2,000億円)に到達すると推測している。この市場規模の予測には仮想通貨の時価総額などは含まれていない。

ブロックチェーン市場の拡大はさまざまな要因が関連している。たとえば、ブロックチェーン・アズ・ア・サービス(BaaS)の普及や商業者により仮想通貨の受け入れ増加、そして金融機関のブロックチェーンに対する関心の高まりなどが世界のブロックチェーン市場の成長のカギを握っているとされている。

アジアでブロックチェーンが急成長する見込み

ブロックチェーン・アズ・ア・サービス(BaaS)は、ブロックチェーンの開発者と実際にビジネスなどに応用したい企業などを繋ぐもので、さまざまなブロックチェーンをクラウド上に提供し、アプリケーションの開発が可能。これまで複雑な開発やインフラのメンテナンスなどの運営費用などが、ブロックチェーンの普及を妨げてきたと考えられている。そしてスタートアップを含む企業がBaaSを通じてこの問題を解決しようととしており、BaaSがブロックチェーン市場の成長に影響を与えることが期待されている。

仮想通貨については同レポートの概要で、「時間の経過とともにより大衆に認知されることになる」と言及。さらにペイパル(PayPal)やサブウェイ(Subway)、マイクロソフト(Microsoft)といった企業が仮想通貨を決済手段として受け入れていることを例に挙げ、今後も仮想通貨を日常的な商品やサービスの支払い手段として受け入れる企業が増加するとしている。

また銀行・金融サービス・保険(FBSI)が、世界のブロックチェーン市場の大半を占めている現状を踏まえ、金融取引の簡素化や詐欺など不正行為に対する予防の需要増加などが、世界のブロックチェーン市場拡大の主な容認になるとしている。現在は、北アメリカが多くのブロックチェーン関連企業の拠点となっているが、今後アジア太平洋地域が5~7年で急成長する見込みがあるという。

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参考
Meticulous Research

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