ビットコインのハードフォーク問題で11月に予定されていたSegWit2xフォークを中止する、という声明が出されました。これはSegWit2xプロジェクトリーダーMike Belshe氏のSegWit2xメーリングリストから発信されています。

これにより、segwit2xのカウントダウンを行っていたサイトもストップ

出所:https://bashco.github.io/2x_Countdown/

この声明でビットコイン相場が大混乱、日本は深夜の時間帯でしたがビットコインFXはかなり荒れました。


出所:Bittrade BTC/JPY 15分足チャート

ビットコイン現物チャートでもこのように発表直後は乱高下。発表直後一時1BTC/JPY=86万円(ドル建ての価格では7,900ドルを示現し、史上最高値を更新)その後ビットコインは83万円まで下落、現在は声明発表前の水準まで戻し、いったん落ち着きを取り戻しています。

SegWit2xのハードフォークで話題になっていたのが、SegWit2x先物の上場です。Segwit2x先物(Futures)は11月のハードフォークを見越して登場。これまでもビットコインキャッシュも先物が上場されたので、「フォークコインの先物」は超投機的。香港の仮想通貨取引所BitFinexはSegwit2x先物(B2X)を10月に上場。上場時は一時3,000ドル(30万円)を付けています。

SegWit2x先物が上場された時のチャートを見るとリリースと同時に高騰し高値掴みをさせる上昇スキームが見えます。こういう相場には手を出さないほうがいいという典型的なチャート形状です。
それが、今回のSegWit2xハードフォーク中止により、先物価格がどうなるのか?原資産がそもそも無い状態だったので大暴落が予想されました。

そして、11月9日のチャートがこちら↓

出所:Bitfinex BT2/USD 60分足チャート

Bitfinexの銘柄としては、Segwit2xの先物をトークン(CST)として取引されます。
・BT1=現物ビットコイン
・BT2=Segwit2x
Segwit2xの先物ドル建ては(BT2/USD)、ビットコイン建ては(BT2/BTC)

声明前は900ドル台だった価格は一気に暴落し、現在150ドルとなりました。チャートを見ると一時「価値が0」になったようにも見えます。(もちろんBT2/BTCでも大暴落)

SegWit2x先物チャートはcoinmarketcapでも確認することが出来ます。


出所:Cryptocurrency Market Capitalizations

 <まとめ>
・とりあえず11月のSegWit2xフォークは中止、しかし今後もスケーリングの問題は残る
・フォークコインは、BTCを持っていれば貰えてラッキー♪というものではない。
・ハードフォーク回避は仮想通貨市場、特にアルトコイン市場に追い風か?
・ビットコインの覇権争いは続く?