イギリスの大手銀行スタンダード・チャータードがイーサリアム企業同盟への参加を発表

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イギリスの大手銀行スタンダード・チャータードがイーサリアム企業同盟への参加を発表

ロンドンにオフィスを構える大手国際銀行であるスタンダード・チャータード(Standard Chartered)が11月6日、イーサリアム企業連盟(Enterprise Ethereum Alliance:EEA)に参加したことを同社公式サイト内で発表した。イーサリアム企業連盟の公式サイトにある会員の項目には、既にスタンダード・チャータードの名前が記載されている。

スタンダード・チャータードのマイケル・ゴリズ(Michael Gorriz)グループ最高情報責任者は、「イーサリアム企業連盟の一部になれたことを興奮している。また私たちが、他の主要な業界のプレイヤーと銀行部門でのブロックチェーン研究と応用を深めるために協力できる期待を楽しみにしている」と語った。

イーサリアム企業連盟(EEA)とは?

イーサリアム企業連盟は、企業を支援するオープンスタンダードとしてイーサリアムのブロックチェーン技術の使用を促進することを目的としている会員主導の業界組織である。19の技術・産業・法的助言グループ、45以上の国、250以上の会員企業、1,400以上の業界会員が、イーサリアム企業連盟に参加している。日本企業の中では、コンサルティング・金融ITソリューションなどの事業を展開している野村総合研究所などが加盟している。

イーサリアムの採用を促進するためにイーサリアム企業連盟は、オープンで標準ベースな構造と仕様を提供している。その他にも相互運用・複数のベンダーの選択・メンバーのコスト削減を保証する世界クラスの企業イーサリアムクライアントの仕様・テスト・認証プログラムを作成している。

またイーサリアム企業連盟には、クラスAからクラスDまでの4つのクラスが存在する。クラスAは、イーサリアム企業連盟の理事会を構成。クラスBはすべての組織に適した一般的な会員、クラスCは弁護士や法律事務所、クラスDは政府・規制機関・NGO・学術機関を含んだ非営利団体となっている。

スタンダード・チャータードとは

スタンダード・チャータードは、世界の60の市場に存在し85の顧客にサービスを提供している大手国際銀行グループである。日本では東京の永田町に事務所を構えている。独自の多様性を通じて商取引と繁栄の促進を目的としており、ロンドン・香港の証券取引所、更にインドのボンベイと国立証券取引所に上場している。

またスタンダード・チャータードは、スポーツ事業への還元も行っている。サッカーのイングランドプレミアリーグに所属しているリバプールのメインスポンサーを2010年から務めており、4つの大陸にまたがる9つのレース(内8つがマラソン)を支援している。

イーサリアム(ETH)の価格・相場・チャート

参考
Standard Chartered Joins Enterprise Ethereum Alliance

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文:かにたま