ビットコイン(BTC)半減期前に知っておくべき7つのポイント

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ビットコイン(BTC)半減期前に知っておくべき7つのポイント

ビットコイン(BTC)が2020年5月下旬頃に半減期を迎えるに当たって、「キラーアプリケーション(Killer Applications)」と言われるほどに話題をさらう半減期について、あらかじめ知っておいたほうがいい事実や、メリットとデメリットに関する7つのポイントを紹介しましょう。

2020年の半減期はいつ来るか?

BTCは2020年5月末頃に半減期を迎える予定です。新たに21万ブロックのBTCがマイニング(採掘)済みとなる時点で半減期を迎えますが、その時期はカレンダー通りにはなりません。何回か不測の事態になれば、半減期は2,3週間遅れる、もしくは早まることもありえます。

半減期は何回目?

BTCの半減期は約4年に1度のペースで行われています。20年5月に迎える半減期は3回目であり、1回目は2012年11月、2回目は2016年7月でした。

半減期後のBTCのインフレ率は?

5月に迎える半減期によって、マイニング報酬はブロックごとに12.5BTCから6.25BTCにまで減少します。その結果、BTCの年間インフレ率は、1.8%まで下落します。金(ゴールド)のインフレ率は平均3%ですから、BTCは金より希少性が大きくなります。これがBTCが「デジタルゴールド(Digital Gold)」と呼ばれる理由です。

半減期後1日当たりのBTC採掘量は?

マイナー(採掘者)たちは現在、12.5BTCの報酬を得るため、1日当たり平均1,800枚のBTCを採掘しています。5月の半減期後、1日当たりのBTC採掘量も900枚に半減します。

半減期に採掘済みのBTCは何枚に?

採掘済みBTCの枚数は1,837万5,000BTCとなり、発行上限2,100万BTCの約85%が採掘済みとなります。ところが現在までに、発行済みBTCの25%程度がパスワード喪失などで永久に行方不明(消失)になっています。半減期を迎えた時点で今後流通するであろうBTCは、約1370万枚が残るだけになります。つまり世界人口1人当たり保有できるBTC枚数は、僅か0.002BTCほどになります。

半減期にBTC価格はいくらになるか?

最初の半減期を迎えた2012年、BTC価格は12ドル(約1,320円)から140ドル(約1万5,400円)に上昇しました。2回目の2016年から2017年12月にかけて、582ドル(約6万4,020円)から2万ドル(約220万円)にまで一時的に高騰しています。このように、半減期に予想される価格変動の主たる要因としては、2つの理由が考えられます。

1つは「噂で買い、事実のニュースで売る」という動きで、投機筋は重要なイベントの前に資産を買い集めます。これは仮想通貨市場だけでなく株式市場でも同様の動きがあります。そしてもう1つがBTC採掘量半減が市場に与える影響であり、半減期になって投機筋がBTCを売りに出せば、インフレ率が大きく下落します。BTCの採掘量は900枚に半減しますので、それ以上の需要があれば、BTC価格は必然的に上昇します。

過去2度の半減期の際にBTC価格が上昇したのは、実は一般消費者の買いによって支えられたとされています。フィデリティ(Fidelity)、ナスダック(NASDAQ)、JPモルガン(JP Morgan)など大手機関投資家は、BTC半減期が及ぼす影響を熟知していて、数百万の顧客にBTCを投資の選択肢として提供しようとしてもおかしくはありません。

半減期の直前に何をすべきか?

通常のBTC保有者なら、ハードフォークへの対処とは違って、例えば手持ちのBTCを特定のウォレットに移すなどといった対応を取る必要はないでしょう。一方マイナー(採掘者)なら、報酬が半減することにより、利益性がどうなるかを十分見守るべきでしょう。過去2度の半減期において、失われるとされた利益性は、BTC価格が上昇することによって相殺されました。今回も同じことが起きるか、誰も予測できません。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

参考
Bitcoin Halving 2020: 7 Halving Facts You Need to Know

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