ビットコイン(BTC)は「販売所」で買ってはいけない?取引所との違いを解説

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ビットコイン(BTC)は「販売所」で買ってはいけない?取引所との違いを解説

国内取引所で仮想通貨を現物取引する場合、仮想通貨投資の初心者が迷いやすいのが「販売所」と「取引所」の違いです。この2つの方法をわかりやすく解説します。

販売所と取引所の違い

「販売所」

業者が保有している仮想通貨に値段を付け(利益を乗せて)ユーザーに販売する仕組みです。販売所は「バナナのたたき売り」をイメージするといいでしょう。バナナの値段は仕入価格に利益を乗せて販売しています。その値段で良ければ購入します。(売る事も出来ます)

「取引所」

業者は売りたい人と買いたい人の注文を気配値(板)に乗せて取引を仲介して、双方から少しの手数料を貰う仲介役です。取引所は「オークションや競り」をイメージします。ユーザー同士が売値と買値を決めてそれぞれ注文し、約定するのを待ちます。

取引所によっては販売所、または取引所しかない、という所もあります。bitFlyerのスマホアプリには販売所も取引所もあるので、bitFlyerを例に挙げ説明します。

bitFlyer(ビットフライヤー)の販売所と取引所の画面の違い


左:販売所/右:取引所

販売所にはビットコイン以外の銘柄(イーサリアム・イーサリアムクラッシック・ライトコイン・ビットコインキャッシュ・モナコイン・リスク)がありますが、取引所には「ビットコイン」しかありません。ビットコインの価格も販売所と取引所では異なります。

販売所の特徴


販売所の購入価格と売却価格を見てください。今、ビットコインを販売所で買いたい場合、1BTC=852,726円で売ってもらえます。反対にビットコインを売りたい場合は1BTC=832,526円で買い取られる、という事です。その価格差は2万円(差額は変動します)

このように販売所は価格の中に業者の利益が入るため割高になります。しかし、まとまった数量を今すぐ調達したい場合は、一定の価格ですぐに購入する事が出来ます。

取引所の特徴


取引所には売り板と買い板があり、売りたい人と買いたい人がそれぞれ自分の決めた価格に予約注文を入れています「指値注文」また、板の上に乗らない注文もあり、それは価格を設定せず売買を成立させる「成行注文」があります。

最終取引価格が838,000円に対し、買い板の最も高い値段をつけている指値は838,140円、売り板で最も安い値段を付けている指値は838,566円 その差額は416円とかなり狭いですが、いつ約定するかはわかりません。また売り板と買い板の注文数量を見ても分かる通り、まとまった数量の取引をしたい場合は、部分約定したり、価格を分散して板の上に乗せる、という事をしないとなかなか売買が成立しません。

板が薄い時に(注文数が少ない時)に「成行注文」を入れてしまうと、値段に関係なく予定数量分が約定してしまうため、とんでもない価格で成立してしまう場合があります(自分の注文で板を全部食う)

取引所の利益は売り側、買い側から一定額の取引手数料をもらって成り立ちます。(一時的に手数料無料にしている所もある)

まとめ

なるべく割安でビットコインを購入したい場合は「取引所」を利用する。まとまった数量を確実に欲しい場合は「販売所」を利用する。このように状況に合わせて使い分ける事が大切ですね。

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