分裂を8月1日に控えたビットコインの相場は?

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分裂というよりも分岐という言葉の方が正しいが、8月1日の日本時間夜9時ごろにビットコインのブロックチェーンが枝分かれしてビットコイン(BTC)とビットコイン・キャッシュ(BCCまたはBCH)の2つの異なる仮想通貨として開発や取引が行われることとなる。

ハードフォーク控えたビットコインは様子見か

ビットコイン/円 1時間足チャート

(出所:bitFlyer)

先週25日~27日にかけては価格の下落が見られたものの、28日金曜日は一日を通してビットコインの価格が上昇、6日ぶりの31万円台となる312,548円の高値をつけた。

週末はやや価格の下落がみられたものの294,500円でとどまっており、本稿作成時点では30万円台後半を推移している。

ビットコイン・キャッシュはどうなる

分岐より前の時点でビットコインを持っていれば、ユーザーは同量のビットコイン・キャッシュを受け取ることができるだが、ビットコイン・キャッシュの扱いは取引所によって様々だ。

22の取引所がビットコイン・キャッシュの取引に対応予定

ビットコイン・キャッシュのウェブサイトには新たにビットコイン・キャッシュの取り扱い取引所が追加され(赤枠部)22社となっている。

ここに掲載されていない取引所でも、ビットコイン・キャッシュのトレードに対応するかは未定だが、ユーザーへの付与を行うという方針の取引所はたくさんある。

中国の取引所ViaBTCではハードフォークに先立ってすでにビットコイン・キャッシュのトレードが始まっているが、本稿作成時点では最終取引価格が0.12BTC(約37,080円)となっている。

但し、フォーク後にこの価格が維持されるかどうかは分からない為、すぐにビットコイン・キャッシュをトレードしたい場合は注意しておきたい。

BCCをサポートしないCoinbaseには出金依頼が

先日ビットコイン・キャッシュをユーザーに付与しないと発表した取引所Coinbase(コインベース)は昨夜ビットコイン引き出しが殺到したため遅延が発生しているとツイッターを通じて発表した。

現在は通常通りのオペレーションに戻っっているようだが、やはりユーザーはビットコイン・キャッシュを受け取るためのアクションをとっている。(ビットコイン・キャッシュに興味がない場合も受け取った後に売ればいい)

また、ビットコインで携帯電話料金のプリペイドサービスが使えるBitrefillはエンジニアのリソースが少ない事を理由にビットコイン側の開発対応に注力し、ビットコイン・キャッシュには対応しないことを表明。

フォーク後はユーザーの口座にあるビットコイン・キャッシュを普通の取引所で売り、売れた分の金額をユーザーに付与するとのことだ。

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