ビットコイン価格が急落し一時10%以上も下げる相場展開となりました。
ビットコインは8月15日に(取引所によって)50万円の大台に乗せてから徐々に下落、逆にビットコインキャッシュ(BCH)が上昇するという相場でしたが、その動きが顕著となりました。
ビットコインはsegwitアクティベートで材料出尽くし感があり、下落要因の1つかもしれません。
【BTC/JPY】1時間足チャート
直近のサポートラインは44万円。ここを下抜けてからスピードが加速していることが分かります。
本日(8/22)お昼頃に40万円を割れた際にはさすがに出来高が増え、逆張り勢の買い支えが見られました。
【BTC/USD】1時間足チャート
ビットコインをドルベースで見ると(BTC/USD)400ドルが節目のラインになっており、こちらもこのラインを抜けてから下落スピードが増しています。
グローバル的にはドルベースの「400ドル割れ」のほうが注目されていたかもしれません。
いづれにしても仮想通貨は節目の価格帯をマークしておくと相場が読みやすく、チャートの動きも見えてきます。
【BCH/BTC】1時間足チャート
ビットコインキャッシュは、マイナー報酬がビットコインよりも良い(収益性が高い)ということでハッシュレートが上がっています。
徐々にBCHの信頼度が増す中、BCHをホールドするだけでなく、新たに買い増す動きも見られます。価格は1BCH=8万円ラインをマーク。
アルトコインも健闘
(coincheck取り扱い銘柄一覧)
今回のビットコイン価格下落の背景にオルトコイン上昇があります。
これまではビットコインが下がると、一緒にオルトコインも下げる事象が良く見られましたが、今日の東京時間は全体的に上昇。(17時現在はいったん落ち着き、材料のある銘柄のみがプラスになっています。)
ビットコイン価格について今後さらに調整する可能性があります。
その際にBTCを売ってBCHまたは他の仮想通貨を買う動きが見られそうです。
<注目ポイント>
・ビットコインは円ベースだけでなくドルベースもチェックしたい
・ビットコインキャッシュの収益性とハッシュレート
・BTC売り、オルト買いの需要