南米の大手取引所ブダ(Buda)、コロンビアにて金融封鎖を受け業務停止

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南米の大手取引所ブダ(Buda)、コロンビアにて金融封鎖を受け業務停止

南米の大手ビットコイン(BTC)取引所であるブダ(Buda)が、コロンビアで突然、金融封鎖の対象となり、業務を停止したことを現地メディアが伝えた。ブダは今年3月にチリで同様の措置を受けている。

突然金融封鎖を受けたブダ

ブダは元々、「Surbtc」という名でアルゼンチン、チリ、コロンビア、ペルーでサービスを提供していた南米では大手のビットコイン(BTC)取引所だが、コロンビアの銀行が突然、そのすべての口座を閉鎖した。これにより引き出しなどの取引に一時的な混乱が起きが、6月13日以降は通常通りのサービスを再開できる見込みだということだ。

ブダのアレハンドロ・ベルトランCEOは顧客に対するメールで、バンコロンビア、ダヴィヴィエンダ、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)といったコロンビアの銀行がブダを通した取引を停止したことを伝えたが、顧客の資金は安全であると説明している。

コロンビア内で営業する他取引所は封鎖なし

現地メディアによると、今年2月にコロンビアの金融監督官が国内の銀行に対して行った、ブダとの取引停止の勧告が今回の封鎖につながっているみられる。パンダ・エクスチェンジ(Panda Exchange)やBitinkaといったコロンビアで営業するほかの取引所には何の措置も取られていない。

今回の封鎖はコロンビア議会で仮想通貨に関する議論が活発になりつつあるなかで起こった。上院議会では金融監督庁や銀行協会等が出席する会議において、「議会は仮想通貨の利用リスクへの警告はしたが、利用自体の妨害はしない」としていた。会議に参加したアントニオ・ナヴァッロ・ウルフ(Antonio Navarro Wolff)上院議員は、仮想通貨を活用している国に倣い、仮想通貨の利用について議論を重ねていくことが必要だ、と話している。

チリでも同様の封鎖を受けたブダ

今年3月には、チリの国立銀行など7つの大手金融機関がブダを含む3つの取引所の口座を封鎖した。これに対し、ブダは自由競争の侵害だとして訴訟を起こした。判決では封鎖を行ったチリの3つの銀行に対し、封鎖の解除を命じた。3銀行のうち1行は判決に従ったものの、残りの2行は未だに口座再開の意思を示していない。

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参考:Bitcoin.com

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