世界初ライトニング・ネットワークでコーヒーが買えるカフェが登場、決済を動画で紹介

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世界初ライトニング・ネットワークでコーヒーが買えるカフェが登場、決済を動画で紹介

世界初のLightning Networkでコーヒーが購入できるカフェ

先日、ベイエリア/シリコンバレーのエリアに行ってきました。
そのうちの一コマですが、Lightning Netwrokでコーヒーを決済した模様を紹介します。

場所は、Palo Alto(パロアルト)のカフェで、Lightning Netwrokでコーヒーを買える恐らく現在、唯一のお店です。

動画を下記で紹介しています。

ただコーヒーを買って喜んでる図ですが、これは、ペイメントプロセッサが0確認のリスクを負ったり、誰かサードパーティーを使ったりしないで、ビットコインを即時決済のようなユーザー体験ができることは改めて凄いことだと思います。

動画を見ると、Lightning Netwrokのユーザー体験がこれまでわかりづらかった人にもイメージできるのではないのでしょうか。お店が使っているソフトウェアは、Lightning Networkの開発者のAlex Bosworth氏が店舗にカスタムメイドしたものです。

もし、これからLightning Networkの支払い受付環境を構築したいのならば、同氏はBTCPay Serverをお勧めしています。

Lightning Networkのユーザー体験の課題

とはいえ、まだLightning Netwrokには課題も多く、すぐに誰もが実用というわけにはいかないでしょう。

そもそもアプリケーションは一般消費者が使えるレベルまでUI/UXは改善されていないですし、ユーザーが持つウォレット側がどのようにチャネルの開け閉めをするかの課題も大きいです。

店舗側はLightning Network上にある程度の売り上げが溜まったらチャンルを閉めてオンチェーンのBTCを手にしますが、その間に相場が変動をするリスクもあります。これは、支払う側にとっても同様で、チャネルを開くのことは通常のオンチェーントランザクションなので、数ブロック分の待ち時間と手数料が発生します。

なので、通常はある程度の金額をデポジットして、チャネルを開けっ放しにしておくと思われますが、その間、Lightning Network上にあるビットコインは動かないビットコインとなり、相場変動リスクなどを伴います。

また、UXの面で見ても、デポジットに1-2時間の時間を要することはユーザー体験的に難しく、はじめて使う人にこの説明をすることは中々難しいでしょう、

こういった課題は仕様なので仕方ないのですが、UI/UXデザインによってどのようにストレスを減らしていくかになるのではと思います。

また、今年後半まだLightning Network関連にアプリケーションはいくつか出てくるでしょう。
その一部はコインチョイスで掲載をした、こちらの記事で紹介しています。

過去連載:全部知ってる?ライトニングネットワーク(LN)対応プロダクトの先端事例を紹介

また、Lightning Networkについて誤解や間違いもSNS上で散見されますが、Lightning Networkは、ノードを信頼する必要なく、トラストレスといって差し支えない技術提案です。

過去連載:もしかして誤解してない?ライトニングネットワーク(LN)の間違った認識や陰謀論まとめ

動画を見ると、将来的にペイメントプロセッサが必要なくなるのでは?とすら思うのではないのでしょうか。

ちなみに、この店舗については、開発者が近くに住んでいて実装したといいます。こういったところもシリコンバレーエリア全体の層の厚さを感じます。

また、シリコンバレーの暗号通貨・ブロックチェーン事情、現地滞在レポート は、筆者主催の研究所サロンで解説をしています。ご興味ある方はご確認ください。

■平野淳也主催 研究所サロン
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