中国マイニング関連企業カナン、ビットコイン価格上昇で2021年第1四半期は大幅改善の予想

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中国のマイニング関連企業カナン、2021年第1四半期の総売上高を約67億円と予想

中国でマイニング関連企業であるカナン(Canaan)は4月12日、2020年第4四半期の営業結果、および財務結果を発表した。この中で同社は、新型コロナウイルスの影響を受けつつも、ビットコイン(BTC)の価格高騰により回復する見通しを示している。

ハッシュレートは93.1%減少、総売上は約92%減少

2019年同時期のハッシュパワーは290万Thash/sだったが、2020年第4四半期は20万Thash/sと、約93%減少した。2020年第3四半期のハッシュレートも290万Thash/sだったため、約93%減少となった。

また2020年第4四半期の総売上は3,820万元(約6億3,800万円)だった。2019年第4四半期の総売上は4億6,320万元(約77億円)だったため、前年同時期比では約92%減少となった。2020年第3四半期では1億6,300万元で、前四半期比では約77%減少した。

2020年第4四半期の純損失は、7,200万元(約12億円)だった。2019年同時期の純損失は7億9820万人民元だったため、前年同時期比では約91%に縮小した。

ビットコイン価格上昇で高品質マイニングマシンの需要急増

カナンのナンゲン・チャン(Nangeng Zhang)CEO(最高経営責任者)は、「新型コロナウイルスの発生によりサプライチェーンが混乱し、2020年第4四半期の収益にマイナスの影響を与えた。しかし、当社の市場におけるリーダーシップにより、2020年12月31日時点で、1億7,400万ドルの注文を獲得し、2021年の大幅な収益拡大に向けた強固な基盤を築くことができた」とコメントした。

カナンのトング・ヒ(Tong He)最高財務責任者は、「サプライチェーンの混乱により、2020年後半にビットコインの価格が上昇すると、中国国内外で高品質のマイニングマシンに対する需要が急増した」と話した。

また同社は、今後の見通しとして、2020年第4四半期にビットコインの価格が上昇し始めたことから、2021年の収益は大幅に改善する見込みを示し、2021年第1四半期の総売上を4億元(約67億円)以上になると予想。一方で、ビットコイン価格の潜在的な変動やCOVID-19の世界経済への影響などにより変更する可能性があるとも述べた。

参考
Canaan Inc. Reports Unaudited Fourth Quarter and Full Year 2020 Financial Results

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文:かにたま


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コインチョイス編集部
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