世界初のカーボン取引トークン「UPCO2」の発売開始

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世界初のカーボン取引トークン「UPCO2」の発売開始

ビットレックス・グローバル(Bittrex Glaobal)やレジャー(Ledger)、インフニゴールド(InfiniGolad)などのブロックチェーン企業連合であるユニバーサル・プロトコル・アライアンス(UPA)は12月はじめ、パブリックブロックチェーン上の世界初のカーボン取引トークン「ユニバーサルカーボン(Universal Carbon/UPCO2)」の発売を開始しました。

UPCO2はすでに150カ国、300万の顧客を保有するデジタルウォレットサービスのアップホール(Uphold)を通じて発売されている。UPCO2は投資対象として購入し保有するか、購入したトークンをバーンすることで、熱帯雨林など地球環境の保全運動に貢献することになります。

UPCO2トークンを買ってCO2排出量削減に貢献する

UPAが発表したプレスリリースによると、「UPCO2トークンは、重要な新しい資産クラスを広く普及させて民主化を進めるよう設定されており、カーボン(すでに石油や金などの商品に存在するように)や環境プロジェクトに直接取り込めるその他の資源のために、世界共通の清算価格(clearing price)確立につなげることができる」と定義されています。

UPCO2トークン1枚は、熱帯雨林の二酸化炭素排出量を年間1トン減らすプロジェクトを意味します。またトークンは国際標準機関Verraが発行する固有のデジタル認定書であるボランタリー・カーボン・ユニット(VCU)に裏付けされています。

アマゾン、インドネシアなど熱帯雨林の破壊と絶滅を防ぐ運動の一環

UPAのマシュー・ル・メルル(Matthew Le Merle)委員長は、プロジェクトの意義を次のように説明しています。

「カーボンクレジット購入を通じて支援するこのプロジェクトは、アマゾンやコンゴ盆地、インドネシアなど森林破壊を防ぐことになる。単に金銭的リターン以上のものを求める新しい世代の投資家のために、UPCO2は魅力のある社会的、経済的、そして環境的な恩恵を提供する」。

気候変動との闘いは今後20年の主要な経済問題

ル・メルル委員長は結論として、「デジタル資産は熱帯雨林のカーボンオフセットと組み合わされて、世界中の誰でもアクセスすることができる。それは何とも素晴らしいアイディアではないだろうか?」と強調しています。

同会長は「気候変動との闘いは、今後20年の主たる経済問題になるだろう。UPCO2トークンによって世界中の人々は、この極めて重要かつ潜在的に利益をもたらすだろう新しい市場に参加し、地球にとって適切な行動を取ることができる」と語っています。

参考
World’s first tradable carbon token is set to democratize access to the most important new asset class for generations

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長瀬雄壱
フリージャーナリスト、大手マスコミのOB記者。在職中は社会部、科学部、外信部で記者活動を行なう。特に外信部では、10年余り海外特派員(3カ国)を務め、国際関係、政治、経済、社会、戦争取材など、あらゆる分野で記者活動を続けた。翻訳業務経歴は約50年あり、今でも海外ニュースを深くモニターしている。