フィデリティ・インベストメンツCEOがビットコイン(BTC)を称賛

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米金融最大手フィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investments)の会長兼最高経営責任者(CEO)であるアビゲイル・ジョンソン(Abigail Johnson)氏が、金融・投資雑誌バロン(Baron’s Magazine)に登場して、ビットコイン(BTC)の将来について見解を披瀝しました。

アビーの愛称で知られるジョンソン氏は、ビットコインのテクノロジーと将来を絶賛、その影響が注目されています。

金融資産の5%をビットコイン(BTC)に

フィデリティ・インベストメンツは、金融資産の5%をビットコインに換える方針を打ち出したことで有名です。同社は、2014年以来仮想通貨に関心を持ち市場支持政策を採用したウォールストリート初の企業の1つです。同社はビットコインのマイニング(採掘)事業も始めたほか、自社カフェでビットコイン決済を試すなどの熱の入れようです。

またビットコイン取引・カストディ事業部門を新設したほか、マクロなビットコインに関する定期刊行物を発行しています。

フィデリティグループの子会社である仮想通貨関連企業フィデリティ・デジタル・アセット(Fidelity Digital Assets)は最近、貸付サービスを提供するブロックファイ(BlockFi)と提携し、ヘッジファンドや機関投資家がビットコインを担保として現金を借りることができる金融サービスを発表しました。

伝統的な金融コミュニティーの目を仮想通貨に向ける

ジョンソン氏はインタビューで、仮想通貨市場は極めて目まぐるしく変化しており、一貫して優位性のある立場を維持することが難しいと語りました。

ジョンソン氏はさらに、伝統的な金融コミュニティーの目をビットコインに向けることが、フィデリティの目標であることを強調しました。その最近の好例は、169年の歴史を持つ生命保険会社マサチューセッツ・ミューチュアル(Massachusetts Mutual)が、1億ドル相当のビットコインを購入したことです。

今回のBTC価格高騰は超高富裕層によるアルゴリズム利用の買い出動

フィデリティ・インベストメンツやジョンソン氏の影響を受けて、ヘッジファンドマネジャーのポール・チューダー・ジョーンズ(Pail Tudor Jonens)や同業のスタンリー・ドラッケンミラー(Stanley Druckenmiller)、著名投資家ビル・ミラー(Bill Miller)、政治家兼投資家のアンソニー・スカラムーチ(Anthony Scarramucci)各氏らが、ビットコインを購入したことを公言しています。

ブロックタワー・キャピタル(BlockTower Capial)の創業者兼最高投資責任者(CIO)であるアリ・ポール(Ari Paul)氏は、11月以来のビットコインの高騰について、アルゴリズム的な買いが予測され機関投資家の介入の兆候を示すものだとして次のように語っています。

「今回の価格高騰の多くに、米国(取引)時間中にアルゴリズムを使った鮮明なパターンの買い出動があった。これらは主として超高富裕層(HMW)個人が、アルゴ(もしくはアルゴリズムを利用したOTCデスク)を通じて大量の買い出動した結果である」。

参考
Fidelity CEO Abigail Johnson takes rare interview, expresses excitement about Bitcoin

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長瀬雄壱
フリージャーナリスト、大手マスコミのOB記者。在職中は社会部、科学部、外信部で記者活動を行なう。特に外信部では、10年余り海外特派員(3カ国)を務め、国際関係、政治、経済、社会、戦争取材など、あらゆる分野で記者活動を続けた。翻訳業務経歴は約50年あり、今でも海外ニュースを深くモニターしている。