ビットコイン(BTC)関連の詐欺で2社から7億円以上だまし取った男を起訴

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ビットコイン(BTC)関連の詐欺で2社から7億円以上だまし取った男を起訴

ニューヨーク州南部地区連邦検事局が7月25日、商品および電信詐欺の容疑で仮想通貨関連企業の代表を務めるジョン・バリー・トンプソン(Jon Barry Thompson)を起訴したことを発表した。

トンプソン被告が代表を務めていたのは仮想通貨のエスクロー会社Volantis Escrow Platform LLCおよび関連会社Volantis Market Making LCC。同被告ははビットコイン取引に関連して虚偽の表現をし、2社から700万ドル(7億6,000万円)以上を騙し取っていたとされている。

2社から7億円以上をだまし取る

トンプソン被告が行った詐欺の内容は次のようなものだ。

2018年6月、とある会社に対して、ビットコインを持っており、受取った資金を失うことはないと偽り、ビットコインを買う資金として300万ドル(約3億3,000万円)以上をVolantisに送金するよう誘導。資金を受け取った後に、同被告はビットコインを送ることなく、会社に対して取引が上手くいかない理由やビットコインや資金の場所について嘘をつき続けていたとされている。

また同年7月には、同被告は別の会社に対して、虚偽の表示に基づいてビットコインの購入資金として400万ドル(約4億3,000万円)を超える資金をVolantisに送るように誘導。その後、ビットコインを受け取ることなく、資金を第三者に送っていたとされている。そして、会社対してはビットコインの所在やトランザクションが完了しない理由などに関して嘘を並べ、資金は返却されていないという。

「仮想通貨に関する知識のなさを食い物に」

同検事局のジェフリー・S・バーマン(Geoffrey S. Berman)検事は次のように述べている。「トンプソンが悪意をもって虚偽の説明をしていことに顧客が気づいた時には、託したすべてのお金を失っていた。取引に仮想通貨、その他の種類の通貨・商品。証券が関係しているかにかかわらず、私たちは詐欺を根絶し、市場の完全性を保護することに尽力する」

連邦捜査局(FBI)のウィリアム・F・スウィーニー(William F. Sweeney)担当補佐官は、「被害企業が理解していなかったフレーズや専門用語を使用し、新興の仮想通貨に関する彼らの知識のなさを食い物のにした。FBIとしての私たちの仕事は、詐欺を捜査し、その資金がどこへ行っても追跡することにある」とのコメントを発表している。

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参考
Principal Of Cryptocurrency Escrow Company Charged In Manhattan Federal Court With Fraudulent Scheme Involving Over $7 Million

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