チャート分析~時間帯でみる200万突破ビットコイン価格動向

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ビットコイン価格動向

年末の展望をお届けします。BTCは100万円と10,000ドルを突破してからわずか10日で200万円を突破し、高値をつけ続けています。10日に米取引所のCBOEでBTC先物が上場される予定を控え、市場はお祭りムードです。

11月後半に心理的節目の100万円と10,000ドルをあっさり突破したことから、相場の過熱に歯止めが効かないような雰囲気になっています。

買いたい人が多いというより売りたい人がいない状況で、11/29に2度の反転があったもののその後も高値を更新し続け、本稿作成時点で220万円台を推移しています。

急落に注意が必要

みんなのビットコインBTCレート
参考:みんなのビットコイン

100万円を超えたあたりからBTCは一辺倒に買いが集まり、価格を形成する要因(ニュースなど)を織り込むことなく、ただ一方的に上昇しています。

価格が上がっているから買いが集まり、買いが集まるから価格が上がる、という相互作用が働いているような動きですが、これは市場の価格発見機能(割高・割安を考えながら正しい価格を見つけようとする性質)が作用していない事を意味します。

このような状況が続くと、ボラティリティが高いままひたすら相場参加者がふるい落されるまで激しく動き続けるようになります。11/29にはわずか5分で20万円近く価格が下落するタイミングもあったため、注意が必要です。

市場の意向は時間帯で分析

日を追うごとに上昇するBTC相場ですがチャートの横軸、つまり期間を細かく分析することで価格動向を掴む手法もあります。

ここ最近の価格動向については、テーマやニュースに反応する事がまれになった分、時間帯による投資家の行動の癖が目立つようになりました。下記は、筆者が感じている各時間帯の特徴になります。

東京時間午前
7時から10時の時間帯。NY時間のトレンドが明確な時は、さらに買いと売りが進む傾向がある。日本の個人投資家はFX取引を利用する場合が多いため、時間当たりの値幅がこの時間帯になると拡大する。ただし、日本の個人投資家はアルトコインと分散投資している場合が多いからか、アルトコインが動いている日はほとんど動かない。

東京時間午後
12時から16時の時間帯。東京時間午前の値動きがピークする時間帯。ここで高値安値をつけて、もみあいに転じる事が多い印象。ただし、東京時間午前に動かない日は午後もからっきし動かない。

欧州時間
16時から20時くらいまでの時間帯。東京時間午後の動きと似通っているが、前述の東京時間がもみあいだったり膠着だったりする日は、突然欧州時間に動き出すパターンが多いので注意が必要。欧州時間がトレンドの起点になる日は、節目を一気に突破する事が多い。

NY時間
広めに見て、20時から29時(午前5時)。反転や仕掛けがとても多く最もダイナミックなトレード時間帯。アルトコインとの売買ではなくBTC単体の値動きを追う投資家が多く(機関投資家の影響の可能性)、日本の個人投資家にストップロス(損切り)をつけさせるような動きをする。11/29では1,300,000に到達した直後、24時から一方的に下げ続け、日本の投資家が寝静まる4時の時間帯に安値をつけた。この時間帯に寝る時は、必ずポジションを抑える事をおすすめする。

上記のように、一連の流れを時間帯によって分割し分析する事によって、群集として動く投資家の心理や駆け引き(主に数字以外の部分)が見えてきます。

なお筆者は、チャートの縦軸というのは数字そのものを表す分、投資家の焦りの心理状態や感覚値をよく表す指標として見ていて、横軸はタイミングを表す分、投資家の行動傾向をよく表す指標として見ています。

他にもいろんな見解があるので、皆さん自身、ニュースや仮想通貨全体にまたがるテーマなどがネタ切れの時も、適当に判断せず、タテとヨコの分析を駆使して幅広くチャートを分析してみてください。

ボラティリティに耐えれば勝機あり

チャートを見れば歴然としていますが、尋常でないほどのボラティリティです。この状態を鑑みると、いつまた大きな下落があってもおかしくありません。

11/29の下落局面を踏まえて今後の事を考えると、1時間で50%くらいの下落が起こるシナリオも十分に想像できます。

相場を見られない時間帯は、レバレッジをかけるのをしばらくやめておいたほうがいいかもしれません。

ボラティリティが高まっている背景には、機関投資家がポケットマネー等でBTC相場に参戦している事があるとも考えられます。欧米ではクリスマス休暇に入っている方も多いため、今後も大きい資金が流入している事が想像できます。

こういう相場では勝つ事よりも生き残る事を最優先に、踏みとどまりましょう。
踏みとどまれば、いずれ大きなチャンスがやってきます。