中国のビットコイン取引所大手が仮想通貨の出金を再開

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中国の大手仮想通貨取引所が今年に入ってから数か月に渡り停止していた仮想通貨の出金対応を再開したようだ。

中国には多くの仮想通貨取引所があるが、その中でもOKcoin、Huobi、BTCCが大手3大取引所だと言われている。

CoinDeskによると、OKCoinは承認要件を満たし、年間100万ドルが上限という条件のもと仮想通貨の出金が再開されると述べている。また、Huobiも今日か明日を目途に再開するようだ。BTCCについてはカスタマーサポートで出金再開の確認がとれたとの情報がTwitter上に流れている。

今年3月の時点でHuobiがビットコインの出金対応について規制当局からの承認待ちの状態であると発表していたため、今回公式な発表などはまだ出ていないものの、恐らく政府からの承認が得られたのだろう。

 2017年、中国のビットコイン取引所事情

以下はビットコイン/法廷通貨の取引総量の中で中国の人民元による取引がどのくらいを占めていたのかを示す過去6か月のデータだ。昨年までは赤い部分の人民元が8割以上を占めており、中国投資家の動向がビットコインの値動きにも大きく影響していた。しかし、ある時を境に人民元の割合が一気に減少していることが分かる。

出所:Coinhills

これには2017年に入ってからに中国の中央銀行である中国人民銀行がビットコイン取引所の調査に乗り出したという背景がある。

1月にはBTCC、OKcoin、Huobiの中国3大取引所に中国当局の立ち入り検査が入り、2月9に人民銀行からアンチマネーロンダリング対策規制についての警告が発表され、その後取引所が仮想通貨の出金制限を発表するといった動きがあった。

中国のメディアCaixinは今年3月の時点で、6月に取引所の管理とマネーロンダリング対策の2点についての文書が発表されるはずだと報じていた。中国が取引所やビットコインに対してどのような対策をとるのか、規制当局や取引所からの公式な声明を待ちたい。