Civil(シビル)のトークンセールはソフトキャップに届かず!払い戻しへ

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Civil(シビル)のトークンセールはソフトキャップに届かず!払い戻しへ

ブロックチェーンを基盤とするジャーナリズム・プラットフォームになることを目指すニューヨークに本拠地を置くスタートアップのシビル(Civil)は、トークンの販売に参加したユーザーに対して、800万ドル(約9億円)のソフトキャップを満たすことができなかったため、払い戻しを行うことを発表しました。

シビル(Civil)のトークンセールはソフトキャップに届かず

2017年にコンセンシス(Consensys)から500万ドル(約5億6,000万円)の資金を調達したシビル(Civil)は、先月18日にトークンの販売を開始しました。しかし、ソフトキャップに達しなかったため、参加者はすぐに払い戻しを要求することができます。あるいは、今月29日までに自動的に払い戻されることになります。Coindeskの記事によると、今月10日時点でシビル(Civil)が調達した金額は、約134万ドルで、800万ドルには大きく届きません。そのため、このような事態になることは、まったく驚くべきことではありません。

シビル(Civil)のこれからの展望

トークンセールに失敗したからといって、シビル(Civil)が消えてなくなるわけではありません。シビル(Civil)は、今月9日に米フォーブスと提携してコンテンツをブロックチェーンに公開する取り組みを行うと発表しています。これは、非常に注目度の高いパートナーシップでした。さらに、ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ダウ・ジョーンズなどの主要メディアにブロックチェーンを基盤とするプラットフォームを売り込もうとしています。また、数週間のうちに再びトークンセールを行うことも計画しているようです。

結論と考察

シビル(Civil)は、注目度の高いプロジェクトで、大手とパートナーシップを結んでいる実績もあるにも関わらず、ソフトキャップに大きく届かないという結果に終わったことは、市況の悪さを表しています。ただ、今までさまざまなプロジェクトが多額の資金調達に成功していた状況がバブルで、これが健全な姿であると考えることもできます。業界内ではSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)が非常に注目されており、通常のICOは苦しい戦いを強いられるかもしれません。ただ個人的には、シビル(Civil)は注目しているプロジェクトなので、今後の動向を注視したいと思います。

(文・五月雨まくら

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参考
Coindesk

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