仮想通貨取引所コインベースが慈善活動プログラムを開始

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米取引所コインベース、仮想通貨に関する慈善活動プログラムを開始

アメリカの仮想通貨取引所であるコインベース(Coinbase)は5月4日、仮想通貨の力を活用して世界中の人々を助けるための慈善活動に充てる企業寄付プログラムを構築したと発表した。

「コインベースの利益、自己資本、従業員の時間の1%を慈善活動に」

今回の企業寄付プログラムの背景には、慈善活動団体である「Pledge 1%」との提携がある。Pledge 1%は、あらゆる規模の企業に、社員の時間や製品、利益、株式などの1%を任意の慈善団体に寄付することを奨励している団体だ。コインベースもこの奨励に基づいて、コインベースの利益、自己資本、従業員の時間の1%を慈善活動に充てる。このプログラムをコインベースは、「Coinbase Giving(コインベースギビング)」と命名した。

またコインベースギビングでは、ミッションや価値観を共有する慈善団体を支援するだけでなく、自身で最初から最後まで管理するプログラムも実施する予定。支援する慈善団体と推進するプログラムとして、「仮想通貨に関する教育およびアクセスの向上」「仮想通貨経済を支えるプロトコルの開発促進」「あらゆる場所における次世代の仮想通貨技術者の育成」の3つを挙げている。

「クリプトコミュニティファンドの拡大」など3つの重要分野

コインベースギビングは初期の重要分野として次の3つを具体的な取り組みとして挙げている。

  • ギブクリプト(GiveCrypto)の活動をコインベースのプライベート財団に移行
  • クリプトコミュニティファンドの拡大
  • 次世代の多様な仮想通貨技術者

ギブクリプトは2018年に設立された、仮想通貨をグローバルに流通させ、人々に経済的な力を与えることをミッションとした団体。クリプトコミュニティファンドは、2020年10月に試験的に導入しており、研究やオープンソースプロジェクトの促進を支援している。既にスタンフォード大学に10万ドル、ビットコインのオープンソースプログラムであるビットコインコア(Bitcoin Core)に10万ドルを提供した。2021年には、このプログラムを拡大するために200万ドル(約2億2,000万円)の資金提供を予定している。

次世代の多様な仮想通貨技術者実現のために、コインベースはNPO団体の「Base 11」とパートナーシップを開始する。Base 11は、21世紀の次世代フロンティア産業で成功するために、STEM領域おける女性やマイノリティの人材・起業家育成組織。

コインベースは、自社と仮想通貨経済が成長するにつれ、オープンな金融システムという仮想通貨の当初の約束から遠ざからないように、自分たちの役割を果たすと述べている。

参考
Coinbase Giving: how we are operationalizing our commitment to Pledge 1%

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コインチョイス編集部
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