本日、支援先を募っていたコインチェックに対して、マネックスグループが買収案を提示したと日経新聞社が報道した。1月のNEM流出事件から、NEM補填など含め徐々に通常営業に戻りつつある中での報道となっている。買収提案の内容としては下記のようだ。
マネックスグループがコインチェックを子会社化すること
買収額は数十億円であること
コインチェックの議決権の過半数を握り、経営陣派遣すること
代表取締役の和田社長、大塚氏の2名を取締役から外すこと
マネックス株価上昇
本日の報道を受けてマネックスグループの株価は大きく上昇している。始値337円で高値424円でストップ高となっている。買板があつく明日も大きく上昇するものと思われる。
参考:GMOクリック証券
マネックスからリリース発表
公式ツイッターでのリリースが下記となっている。
当社親会社マネックスグループとコインチェックに関する一部報道について
本日、当社親会社とコインチェックに関する一部報道がありましたが、当社親会社から発表したものではありません。今後、開示すべき事実が決定された場合、当社親会社ウェブサイト公表されます。https://t.co/weGUDAt2Xj
— マネックス証券 (@MonexJP) 2018年4月3日
マネックスグループの公式サイトの方でも報道に関しては、公式ではないと発表している。
先日、ヤフーは子会社を通じて仮想通貨取引業者のビットアルゴ取引所に対して、出資交渉を行っていると発表があったが、今回はまだ登録が完了していないみなし業者であるコインチェックの買収となり、話題を呼びそうなトピックスだ。