※2020/10/20 最終更新:サービスに関する情報を追記
コインチェック(Coincheck)は2014年から運営を開始した仮想通貨取引所です。日本の中では創業も比較的早く仮想通貨の取引所として幅広いサービスを提供しています。
2018年1月には新規口座開設の受付をストップしていましたが、その後マネックス証券のグループ会社となり、2018年10月30日に新規口座開設を再開しました。そして「みなし業者」だったコインチェックは2019年1月、金融庁から正式に交換業者として認められました。(参考:暗号資産交換業者登録一覧)
今回は、そんなコインチェック(Coincheck)の口座開設方法から手数料、仮想通貨を軸にした多様なサービスまでを徹底解説します。
▼下記の口座開設前に用意しておいた方が良いものを用意しておきましょう。
・本人確認書類(下記のうちいずれか1点の画像)
∟運転免許証(表面と裏面)
∟パスポート(顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
∟在留カード(表面と裏面)
∟特別永住者証明書(表面と裏面)
∟運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
∟住民基本台帳カード(表面と裏面)
∟マイナンバーカード(表のみ)
目次
コインチェック(Coincheck)の取り扱い仮想通貨
コインチェックでは下記の13種類の通貨を取り扱っています。
ティッカー | 通貨名 |
---|---|
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
XRP | リップル |
BCH | ビットコインキャッシュ |
LTC | ライトコイン |
FCT | ファクトム |
NEM | ネム |
LSK | リスク |
ETC | イーサリアムクラシック |
MONA | モナコイン |
XLM | ステラルーメン |
QTUM | クアンタム |
BAT | ベーシックアテンショントークン |
IOST | インターネット・オブ・サービス・トークン |
コインチェック(Coincheck)の口座開設方法
アカウントを登録する
まずは、Coincheck(コインチェック)の公式サイトでメールアドレス・パスワードの登録から始めます。
コインチェック(Coincheck)では、Facebookアカウント・Apple IDでもユーザー登録が可能です。Facebookアカウントでの登録なら10秒ほどで済むみたいなので、お急ぎの方はそちらの方が良いかもしれないですね。今回は、メールアドレス・パスワードの登録をする方法でやってみます。
画像赤枠内のメールアドレス、パスワードを入力したら、緑色の「新規登録」ボタンをクリックします。
するとメールアドレスを確認する画面に移動するで、内容に沿って登録したメールアドレス宛てに来たメール内容を確認します。
メール内容に記載されたリンクをクリックし、メールアドレスの確認をします。
これでメールアドレスとパスワードの登録は完了です。
メールアドレスとパスワードはログインする際に毎回必要になる情報なので、忘れないようにメモを残しておくと良いでしょう。特にパスワードの管理には気を付けるようにしましょう。またメールが届かない場合は、先ほどのメールアドレスを確認する画面で「メールをもう一度送る」ボタンを押してメールの再送手続きをしましょう。※迷惑メールフォルダに入ってる場合があるので、1度確認するのをオススメします。
作成したアカウントにログイン
メール記載のリンクをクリックすると、コインチェック(Coincheck)のトップページが開くので、右上の「ログイン」というメニューから「取引アカウント」を選択します。※決済アカウント、貸仮想通貨アカウントはまた別途登録が必要です
すると、ログインページに遷移するので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
ログインすると、取引アカウントのホームページが開きます。これでOKです。
本人確認書類を提出しよう
コインチェックで実際に仮想通貨を取引するためには、本人確認書類や個人情報の入力が必要になります。必要な項目はそこまで多くない印象なので、割と早く終わります。時間にすると約5分~10分程度です。FXや証券などの投資サービスで口座開設するより簡単で早い点も、さまざまな投資対象があるなかで仮想通貨が選ばれている理由の一つかもしれません。
コインチェック(Coincheck)では、本人確認書類を提出しないと取引における一部機能が利用できない状態になっています。アカウントを作成してからすぐに手続きを行う必要はありませんが、本格的な仮想通貨取引を行いたいのであれば早めにやってしまうと良いと思います。それでは本人確認書類の提出方法をご紹介していきます。
本人確認書類の提出の方法
コインチェック(Coincheck)では本人確認書類を提出を完了しないと、全ての機能が使用できません。具体的には下記の表でそれぞれの段階で利用できるサービスを確認してみてください。
本人確認を提出しない | 本人確認書類を提出、郵便を受取っていない | 本人確認手続きが全て完了 |
---|---|---|
・ホームページの閲覧が可能 | ・入金、売買・受け取りのみ利用可能 | ・全機能が利用可能 |
全ての機能を利用したい場合は本人確認書類を提出し、郵送されるハガキを受け取る必要があります。またハガキの到着を待ちたくないという人には「かんたん本人確認」がおすすめです。「かんたん本人確認」は、スマートフォンのアプリで本人確認の書類と自分の顔の撮影と送信することで、インターネットで口座開設の手続きが完結できるサービスです。
本人確認書類を提出するには、ホームページにて緑色の『本人確認書類を提出する』ボタンを押します。
本人確認の手続きに必要な電話番号認証
『本人確認書類を提出する』ボタンを押すと、下記のような画面に移動します。
本人確認の手続きを行うには、まず電話番号認証の手続きを行う必要があります。SMSを利用して、電話番号を認証するため、固定電話番号は使えません。
ページ内にあるフォームに電話番号を入力し、送信されたSMS(電話番号宛のテキストメッセージ)に表示されている6桁の番号を入力します。もし、SMSを使えない場合は画面下の方にある「SMSを受信できない方はこちら」を押しましょう。
本人確認書類を提出する前に、各種重要事項を確認する
ここまで済んだら、残りの手続きはもう少しです!電話番号認証が済むと下記のような画面が出てきますが、まだ取引の為の入金手続きはできません。
『本人確認書類を提出する』ボタンを押して、次の提出画面へ進んでいきます。
次に本人確認の前に各種重要事項を確認する画面が出るので、全て確認し『同意します』というチェックボックスにチェックを入れ、『各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する』ボタンを押します。
全てのチェックボックスにチェックを入れないと、ボタンが押せないようになっているのでチェックの抜け漏れがないよう注意しましょう。
また、ここで確認する重要事項はPDFデータになっており、自分の手元に保存することができるので必要な場合はダウンロードしてください。
本人確認書類をアップロードする
各種重要事項の確認が終わったら、ようやく本人確認書類の提出画面が出てきます。
名前や性別、生年月日、住所などの個人情報を入力していきます。あとで送る本人確認書類の画像ファイルと内容が一致しているかどうか確認されるので、内容に間違いがないよう注意しましょう。
次に、IDセルフィ―画像をアップロードしていきます。アップロードする本人確認書類(例:免許証など)と自分の顔が一緒に映っている写真をアップロードします。
続いて、本人確認書類の写真をアップロードします。提出書類が運転免許証の場合は、表と裏の2枚をアップロードします。
【本人確認書類の例(下記のうちいずれか1点の画像)】
┗パスポート(顔写真のあるページと住所のページ)
┗在留カード(裏面も)
┗特別永住者証明書(裏面も)
┗運転免許証(裏面も)
┗運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
┗住民基本台帳カード
┗マイナンバーカード(表のみ)
アップロードする写真はピントがずれて内容が見えずらくなっていたり、暗かったりすると再提出を求められる場合があります。スマートフォンのカメラで十分綺麗な写真が撮れはずなので、内容が良く見えるように撮影しましょう。
写真のアップロードが終われば、あとは待つだけです。ホームページには『本人確認書類の確認が完了するまで1~2営業日お待ちください。』と記載があるので、それが終わるのを待ちます。書類の確認が終わると、本人確認完了のメールが届きます。その後、住所確認のためのハガキが届きます。
コインチェック(Coincheck)からハガキを受取り完了
自宅にハガキが届くので、それを受け取ると全ての機能が利用できるようになります。流れとしては、ネットで申込→メール確認→本人確認→住所確認→ハガキ受け取り→完了という形です。
必要な情報の記入など手続きは非常に簡単でした。ただ自分の顔と本人確認書類を一緒に撮影するのが、自撮りだとなかなか難しいので、友人や家族など周りにいる人に撮ってもらったほうが良いと思います。
仮想通貨取引をするには、本人確認の手続きが完了しないといけないと法律で決まっているので、本格的に取引をしたい場合は本人確認の手続きを行うようにしましょう。
もう一度コインチェックでの口座開設の方法を確認したい方は、YouTubeの公式チャンネルが配信しているこちらの動画で確認してみてください。
コインチェック(Coincheck)の手数料
ここまでの説明でコインチェックの口座開設に必要な手順や情報は理解できたと思います。ここからは、仮想通貨取引時を利用するに当って重要となるさまざまな手数料につい解説していきます。仮想通貨を売り買いする時はもちろんのこと、仮想通貨の送金の際、また日本円の入出金時にも手数料が発生するので、どのタイミングで手数料が必要になるのか事前に理解しておきましょう。
日本円に関する手数料
コインチェックでは24時間365日の仮想通貨の売買取引ができます。取引を始めるにはまず、コインチェックの口座に日本円を入金しなければいけません。そのため、振込やコンビニからの入金などさまざまな方法を使って自身のコインチェックの口座に日本円を入金します。
このときの入金方法によって発生する手数料が異なります。また仮想通貨を売却して日本円にして銀行の口座に戻す出金作業にも手数料が必要になります。それでは実際の入金と出金にどれほどの手数料が必要なのか、細かく確認していきます。
入金手数料
まず、日本円の入金時にかかる手数料です。日本円の入金方法は、銀行から直接振込を行う「銀行振込」、コンビニで支払いを中継する「コンビニ入金」、インターネットバンキングなどから24時間365日入金ができる「クイック入金」の3種類があります。それぞれ入金手数料が違うので、注意しましょう。
銀行振込
銀行振込の手数料についてですが、こちらはコインチェックから請求される手数料はなく無料となっています。しかし、銀行への振込手数料は発生するので、216円や432円程度の、銀行に支払う手数料が振込時に口座から引き落とされます。
こちらについては銀行に関係するものなので、入金先口座であるコインチェックの銀行と同じ銀行を活用するくらいしか手数料を節約する方法はありません。手数料が気になる方の場合、コインチェックは「りそな銀行」と「住信SBI銀行」を入金先口座としているので、そちらの口座から振り込めば、入金手数料を少なくすることは可能です。
コンビニ入金
次に、コンビニ入金の手数料についてです。3万円未満の入金の場合は770円、3万円以上30万円以下の場合は1,018円の手数料になります。コンビニからは30万円以上の入金はできないので、高額入金を考えている方は、銀行からの振込かクイック入金を利用しましょう。
クイック入金
クイック入金の手数料は、コンビニ入金と似た金額設定になっています。3万円未満の入金は770円、3万円以上50万円未満の入金は1,018円になります。クイック入金のときは50万円未満までが1,000円で収まっています。
クイック入金だと高額入金も可能ですが、50万円以上になると手数料が変動するようになります。計算式として、入金金額に0.11%をかけて495円を足した金額になります。例えば、70万円の入金をする場合だと、次のようになります。
700,000 × 0.11% + 486 = 1,265円
何度も入金するよりは一括で入金した方が、手数料は安く済みますが、それなら少し手間がかかっても銀行振込を選んだ方がお得かもしれません。また、クイック入金の入金限度額は手数料込みで999,999円までになっています。
下記に手数料を一覧形式でまとめましたので、金額を確認するときに参考にしてください。
入金方法 | 金額条件 | 手数料 |
---|---|---|
銀行振込 | 入金額による変動なし | 無料(銀行手数料は自己負担) |
コンビニ入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上30万円以下 | 1,018円 | |
クイック入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上50万円未満 | 1,018円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11% + 495 円 |
出金手数料
日本円の出金に関しては、銀行口座への振込が可能になっており、現金書留などの別途方法には対応しておりません。出金額による変動はなく、一律407円が手数料として必要です。
仮想通貨に関する手数料
仮想通貨に関する手数料については、さまざまなパターンで発生します。特に注意したいのは送金手数料です。取引所間での送金を何度も行ったり、自分のウォレットと販売所の間で仮想通貨を何度も行き来させたりすると、手数料でどんどん資産が目減りしていくことになります。そのため取引する分だけを一時的に取引所に置いておくなど、仮想通貨の移動はできるだけ最低限にしましょう。
仮想通貨の入金手数料
仮想通貨の場合、どの通貨に関しても入金時に手数料は発生しません。コインチェックに限らず、どの取引所においても仮想通貨の入金手数料は発生しないのが通常です。
仮想通貨の送金・出金手数料
仮想通貨をコインチェックから別の取引所やウォレットなどの外部に出金する際には、手数料が発生します。各通貨によって必要な手数料は異なります。例として、2020年8月現在でのレートで日本円に換算してみましたので、参考にしてみてください。
通貨種別 | 送金手数料 | 日本円概算 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.001BTC | 1200円強 |
イーサリアム(ETH) | 0.01ETH | 400円 |
イーサリアムクラシック(ETC) | 0.01ETC | 7円 |
リスク(LSK) | 0.1LSK | 14円 |
ファクトム(FCT) | 0.1FCT | 15円 |
リップル(XRP) | 0.15XRP | 4~5円 |
ネム(XEM) | 0.5XEM | 3~4円 |
ライトコイン(LTC) | 0.001LTC | 6~7円 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001BCH | 30円 |
モナコイン(MONA) | 0.001MONA | 0.2円 |
ステラ(XLM) | 0.01XLM | 0.1円 |
クォンタム(QTUM) | 0.01QTUM | 2~3円 |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 4.75BAT | 130円 |
このように見ると、ステラ(XLM)とモナコイン(MONA)の手数料が特に少なく、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)には高い手数料を取っていると考えられます。ただ、相場の値動き次第では価格が大きく動くこともあるので、日本円換算はあくまで目安にしかならないということは覚えていてください。
また、コインチェック内でユーザー間の送金を行う場合は、上記手数料はかからないので、送金したい相手がコインチェックの口座は持っているか事前に確認しておきましょう。
売買手数料
コインチェックはでは仮想通貨の売買による手数料は発生せず、無料となっています。
ただし、注意しておきたいのが、アプリ画面に表示されている金額のレートで売買できる訳ではないということです。販売所形式の場合は、レートに上乗せしての販売、もしくはレートを下げての買い取りを行っていると認識しておいてください。
また、値動きが激しい時は、その販売レートもしくは買取レートに大きく差が出ることがあります。大体はレート価格の2~3%ほどが上乗せされていると考えられますが、一概にどれくらいの価格差が発生しているかを表すのは困難です。そのため、所有している仮想通貨を売るときは、いくらで購入したかをポートフォリオアプリ等で管理して価格差を確認したり、逆に購入するときはチャートの動きに気を付けつつ、購入を検討しましょう。
コインチェック(Coincheck)のアプリの使い方
ここでは例として、iOS(App Store)でインストールしたコインチェック(Coincheck)のアプリの使い方を解説します。
取引アプリはログインして行うものなので、基本的に口座開設後にアプリをインストールしましょう。
まずはじめに、各ストアにて「コインチェック(または Coincheck)」などで検索します。
▼アプリ画面イメージ図
ログインの手順
インストールしたアプリを立ち上げると、チャート画面が表示されます。これがコインチェック(Coincheck)アプリのホーム画面のようです。ここから開設済みのアカウントでログイン手順を解説します。
左上の三本ラインのアイコンを押すとメニューが開きます。そのメニューの中から「ログイン」を選択します。すると「メールアドレス」と「パスワード」を入力する画面になるので、ご自身のアカウント情報を入力して水色の「メールアドレスでログイン」というボタンをタップします。
※Facebookでアカウント登録している方は、下の青いボタンの「Facebookアカウントでログイン」から進んでください。
次の画面では画像認証を指示されるので、表示された指示に従って進んでください。筆者の場合は「信号機」の画像をすべて選択するということだったので、信号機が少しでも写っている写真をすべてタップして右下の「確認」ボタンをタップします。
すると「新しい端末からのログイン」ということで、登録しているメールアドレス宛てに確認メールを送ったという内容のメッセージが表示されます。ここで、一度自分のメールボックスへ移動します。
すると「Coincheckからのお知らせ」というメールが届いているはずなので、「以下のリンクをクリックして下さい」というメッセージのすぐ下に記載されているリンク(画像だと黒く塗りつぶされた箇所)をクリックします。
すると最後ログイン画面が表示されます。面倒かと思いますが、セキュリティのためなので我慢してログインに進みましょう。ログインすると「メールアドレスにログインのリンクを送りました」とのメッセージが表示されるので、またご自身のメールボックスに移動して確認してください。
届いたメールは先程のメールと似ていますが、また「以下のリンクをクリックして下さい」のメッセージ下に記載されたリンクをクリックします。これで、新しい端末からのログインが許可され、アプリにログインができるようになります。パッパッとやれば、この作業も1分くらいで済みます。
コインチェック(Coincheck)のホーム画面と各メニュー詳細
上記の手順通り行えば、無事ログインできたと思います。
コインチェックのアプリのホーム画面は常にチャート画面となっているので、左上の三本ラインのアイコンから進んだメニューの中の「チャート」をタップしても、同じチャート画面(ホーム画面)となります。
総資産・取引推移の確認
メニュー内の「総資産」を選択すると、現在のご自身のコインチェック(Coincheck)内のポートフォリオが確認できます。「現在」と「推移」のタブがあり、タップで切り替えられるようになっています。筆者はまだアプリをインストールしたばかで、入金や仮想通貨取引をしていないため「0円」と表示されていますが、入金すると反映されるようになります。
取引履歴の照会
メニュー内の「取引履歴」は、過去の取引が表示されます。まだここも未記入ですが、イメージ画像を載せておきます。「仮想通貨の名称」「何をしたか(入金・出金・送金・購入・売却など)」「数量」が表示されます。
チャットでユーザー同士コミュニケーション
メニュー内の「チャット」は、思ったことを気軽にチャットできるルームです。一番下の枠内「入力…」と書かれている部分に、コメントを打ちこみます。「User 138108282 変更」となっている部分の「変更」をタップすると、表示名が変更できるのでチャットでのニックネームを設定したいときは変更しましょう。
コインチェック(Coincheck)の各種アプリの設定
メニュー内の「設定」では、さまざまなアプリの設定ができます。「設定」画面に切り替わるとさらにメニューがずらっと並んでいます。
お知らせ/プレスリリース
設定メニュー内の「お知らせ」は、コインチェック(Coincheck)社からのプレスリリースが表示されています。執筆時点での最新のお知らせは、10月30日の「新規口座開設、一部仮想通貨の入金・購入・再開のお知らせ」となっています。タップすると詳細が読めます。
よくある質問・お問い合わせ
設定メニュー内の「FAQ/問い合わせ」は、よくある質問がカテゴリごとに並んでいます。ここに無く、分からないことがあったらお問い合わせができるようになっています。
※FAQ=Frequently Asked Questionsの略で、「頻繁に尋ねられる質問」の意味です。
重要な確認事項を承諾
設定メニュー内の「ご確認事項」は、サービス利用についての各種重要事項の承諾(つまり、コインチェックアプリの利用に関する承諾)をするページです。これに承諾しないとサービスが利用できませんので、重要書類をよく読み、納得したらすべての重要事項を承諾しましょう。
プッシュ通知の設定
設定メニュー内の「プッシュ通知の設定」は、設定した仮想通貨の値動きに関する通知が毎朝10:30に届くように設定できます。これにはご自身のスマホ内での通知設定が必要になるので、通知を許可しておきましょう。
ウィジェットの追加
設定メニュー内の「ウィジェット設定」は、スマホのウィジェット機能でアプリを立ち上げなくても各種通貨の情報が確認できるというもの。下記の画面では、全ての通貨をウィジェットに登録するとした時の画面です(全ての通貨が緑色でONになっています)。
画面ロック設定は必須
設定メニュー内の「画面ロック設定」は、アプリを立ち上げる際のロックの有無を設定できます。デフォルトでは「認証設定なし」になっていますが、これは必ず設定することをおすすめします。
これはコインチェック(Coincheck)アプリを起動して、例えば他のアプリ(メールボックスやカメラアプリ、LINEなど)を見たりして、またに戻ってくるとロックがかかる仕組みです。万が一スマホを落としてしまった場合などに備えて、設定しておくことをおすすめします。
ここでは「Touch ID(指紋認証)」と「パスコード認証」が選べます。筆者は誰にも解錠不可能な指紋認証で設定しています。
ログイン履歴
設定メニュー内の「ログイン履歴」は、いつ(日時)、どのIPアドレスから、どのデバイスでログインがあったのかを確認できます。IPアドレスとは、ウェブ(インターネット)に接続された機器(スマホやパソコン)が持つ、誰ともかぶらない番号のことです。
もし自分がログインしていない時にログイン履歴があったりしたら、誰かハッカーなど知らない人物がログインしている可能性もあるので、すぐにアカウントのパスワードを変更したりなどの対処をするようにしましょう。
以上がコインチェック(Coincheck)アプリの主な使い方手順となります。
アプリはこちらからインストールできます。
コインチェック(Coincheck)の仮想通貨関連サービス
ビットコイン(BTC)がもらえるコインチェックでんき・ガス
コインチェックを介して、電気・ガス料金の支払いを行うことで、料金の何パーセントに値するビットコインを貰うことができるサービスがあります。電気料金も変わらず、その上でビットコインがもらえるので、非常にお得!
Coincheckでんきは沖縄電力とその他の離島を除く全国に対応しています。一方で、ガスは関東エリアの一部地域に限られています。
詳しくは下記ページで詳細から申込み手順をまとめていますので、興味のある方はこちらも合わせて読んでみてください。
関連記事:コインチェックでビットコイン(BTC)を貰おう!電気・ガス支払いサービスの申請手順など
仮想通貨の自動積立サービス「Coincheckつみたて」
コインチェック(Coincheck)は2019年11月6日より、仮想通貨の自動積立サービスの「Coincheckつみたて」の提供を開始しました。
同サービスでは月々1万円から1,000円単位での積立が可能で、入金から購入までを全て自動で取引されるシステムとなっています。コインチェックが配信している動画ではより簡単に仮想通貨の積立サービスについて解説してあるので、気になる方は一度視聴することをおすすめします。
Coincheckつみたての概要は次のようになっています。
項目 | 内容 |
---|---|
対象者 | コインチェックの口座を持っている個人のユーザー |
取扱通貨 | ビットコイン (取扱通貨は、順次追加予定) |
積立金額 | 1月あたり1万円~10万円の範囲で、1,000円単位 |
手数料 | 無料 (口座振替手数料、積立サービス手数料) |
入金方法 | 指定の銀行口座から毎月引き落とし |
また2020年3月3日からは、新しいプランの「毎日つみたてプラン」の提供を開始しました。執筆時点で「毎日つみたてプラン」はビットコイン(BTC)のみ対応しており、利用すると、事前に決めたひと月あたりの積立合計金額に基づいて、該当月の日数で割った金額分を毎日自動で積立してくれます。月に1度だけ積立を行うよりも、相場の影響を受けにくいため、損益の幅を抑えたい人にはおすすめの方法となっています。
コインチェックの「貸仮想通貨サービス」
コインチェックではて保有する仮想通貨を貸すことで年利最大5%の利用料を受取ることができる「貸仮想通貨サービス」があります。コインチェックで取り扱う13種類すべての仮想通貨がサービスの対象です。2020年4月7日より、新たなプラントとして「180日間(年率4.0%)」が追加されました。全ての年率と貸出期間は下記の表を参考にしてください。
貸出期間 | 年率 |
---|---|
14日間 | 1.0% |
30日間 | 2.0% |
90日間 | 3.0% |
180日間 | 4.0% |
365日間 | 5.0% |
365日貸し出した場合は5.0%の利率がつきますが、貸し出した仮想通貨は、指定された期間が経過するかコインチェック側から返却されるまで出金や売却ができなくなります。例えば、365日を指定した場合、貸し出した仮想通貨が1年間の間に暴落・暴騰した際に売却できなくなるため、よく考えた上で貸出期間を決めましょう。
コインチェックの貸仮想通貨サービスを受けるための方法は、上記の動画でも紹介されているので、確認してみてください。
Coincheckアンケート
コインチェックでは2019年9月10日からインターネット・マーケティング・リサーチ企業のマクロミルと提携し、アンケート調査に協力して獲得できるマクロミルポイントを仮想通貨に交換できる「Coincheckアンケート」を開始しました。
交換は紹介が300ポイント、それ以降は500ポイントから交換可能で、1回あたりの上限額は5000円相当までとなっています。交換できる仮想通貨はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)です。空き時間を活用して仮想通貨を貯めることのできる嬉しいサービスだと思います。