ビットコインの時価総額は、この記事の執筆時点で、7.5BillionUSD(約8兆円)になっています。

https://coinmarketcap.com/

この約8兆円という時価総額の規模は、数字だけだと規模のイメージがつかない人もいるかもしれないので、世界のいくつかのアセットと比較してみようと思います。

また、徐々にではありますが、決済で受け入れる店舗も増えており、その規模は、ここ数年で緩やかに成長しています。こちらも比較してきます。

比較対象として適切でないというアセットもあるかも知れませんが、そもそもビットコインはじめ暗号通貨は、非常に新規性があるものなので、そういった批判は、ここではご容赦ください。

金との比較

まず、金(ゴールド)との比較です。

ビットコインは、ゴールドと性質が非常によく似ていることから、デジタルゴールドと比喩されることも珍しくありません。

例えば、偽装ができない点・絶対量が決まっていて希少性があること・劣化しないということ等が、共通の性質です。

この近しい性質をもつゴールドの時価総額は、約8.5兆ドル(約900兆円超)といわれています。

対ゴールドと比較したビットコインの時価総額は、対1%をマークしました。

株式会社との比較

公開企業で最も高い時価総額のAppleは、現在約90兆円の時価総額です。

2017年8月末現在、ビットコインと規模が近い時価総額の日本企業は、ソフトバンク(約9.7兆円)、三菱UFJ(約9.3兆円)、KDDI(約7.6兆円)などになります。

ビットコインの価格がもう少しあがると、日本のメガバンクで最も時価総額が高い三菱UFJの時価総額を追い越します。

決済網のユーザー比較

ビットコインのユーザー数は、作成されたアドレスベースで、1650万程度です。

https://blockchain.info/charts/my-wallet-n-users

もちろん、これはウォレットベースで、実際には、一人で複数のアドレスを持ったり、使い捨てたりが普通なので、ユーザー数はこれより遥かに少ないでしょう。

仮に一人平均10アドレスを持ってたことを想定して、計算すると、ざっくりユーザー数(正確には、一度でもビットコインを使ったことがある人)は、150万人強といったところでしょうか。

他に、世界で利用されている決済網を比較してみます。

VISA:2.6億人
MASTER:1.8億人

また、現在発行されているクレジットカードの総数は、ユニオンペイなどを含め、少なくとも10億枚と言われています。

Venmo:2億人
PayPal :2億人

馴染みのある決済システムの抱えているユーザー数は上記のような数字になります。

現状のビットコインは、手数料が高いことや、トランザクションの承認時間が長いこと等、決済には向いているとは言えません。

この数が、まだ全く決済網に入っていないことを証明している数字です。

逆説的にいえば、セカンドレイヤーの技術が実現し、決済での用途が増えると、ビットコインの伸びしろは、まだまだあると言えそうです。

それぞれ比較対象として、人によって適切でないと反論するものもあるでしょうが、現在の7.5BillionUSD(約8兆円)という時価総額をつけたビットコインを他のアセットの時価総額の規模感を整理してみた次第です。