仮想通貨市場の上昇を示唆する時価総額のデータからわかることとは?

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仮想通貨市場の上昇を示唆する時価総額の推移

仮想通貨の市場価格と関連性の高いのが時価総額(Market Cap)。時価総額の増減が相場の活況を表します。時価総額を定期的にチェックすると仮想通貨市場の全体像が見えてきます。

仮想通貨市場の時価総額の推移

下記の画像は、2018年2月8日現在のものです。

Cryptocurrency Market Capitalizations参考データ
データ参考元:Cryptocurrency Market Capitalizations

2016年1月時点のMarketcapは総額でもわずか「7900憶円」でした。これが1年後の2017年1月に「2兆円」となり、そのまた1年後の2018年1月には史上最高の「91兆円」にも増加していることが分かります。

ここから大暴落した2月には時価総額が半分以下になり、暴落から少し戻した2月8日時点で「40兆円」です。しかしこの水準は2017年12月の「37兆円」と同じレベルです。そう考えると、1月度の増え方がやや行き過ぎなところがありますし、調整が入ってもおかしくないレベルだと思います。

40兆円の時価総額の銘柄内訳は、

①BTC(ビットコイン):36%
②ETH(イーサリアム):21%
③XRP(リップル):8%
④BCC(ビットコインキャッシュ/BCH):4%

と続きます。

これをビットコイン(BTC)ドミナンスのグラフで詳しく見てみます。

ビットコイン(BTC)ドミナンス(占有率)

こちらの画像も、2018年2月8日現在のものです。

出典:Cryptocurrency Market Capitalizations

ビットコイン(BTC)のドミナンスは12月時点で65%ありましたが、1月になると30%台に減少し2月もそのまま継続しています。それに対しシェアを伸ばしてきたのが2位のイーサリアム(ETH)です(20.79%)今回の仮想通貨市場の暴落時にも他の銘柄よりも下落率が小さかったところを見ると、今後イーサリアム(ETH)には期待が持てます。

ビットコイン(BTC)は、2月6日に60万円台を記録した急落劇から100万円台に戻した2月17日現在、時価総額はどのようになっているでしょうか?

仮想通貨時価総額ランキング上位10銘柄

下記の画像は、2018年2月17日現在のものです。
Cryptocurrency Market Capitalizations
出典:Cryptocurrency Market Capitalizations

時価総額ランキング上位10銘柄を表示しています。「時価総額」の項目を見ると53兆円になっており、10日間で10兆円以上の増加が見られます。ビットコインドミナンスは36.3%とあまり変化がないところを見ると、仮想通貨銘柄全体のボリュームが上がってきたことを示しています。

時価総額のデータからわかること

  • 今回の暴落相場はいったん底を付けて上昇基調に向かい始めたのではないか?
  • ビットコイン(BTC)1強ではなくなっている
  • イーサリアム(ETH)のシェア拡大
  • 上位5銘柄で全体の70%以上のシェアを占めている

仮想通貨市場にはファンダメンタルズ要因が(基本的には)ありません。そのため投資の際に「時価総額」を定期的にチェックすると非常に参考になると思います。

時価総額上位銘柄については、ここからの相場は期待が持てます。それにつられて全体相場も上昇するのではないでしょうか?

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