仮想通貨利用者の72%がさらなるコイン買い増しを検討、ビットコイン(BTC)投資意欲も増加

5952

編集部ピックアップ

仮想通貨利用者の72%がさらなるコイン買い増しを検討、ビットコイン(BTC)投資意欲も増加

アメリカの金融技術(フィンテック)企業「シェアーズポスト社(SharesPost)」が528人の投資家を含む仮想通貨利用者の2,490人を対象にした調査報告書を発表し、対象者の72%が仮想通貨の保有量増加を検討していることが明らかになった。

依然として仮想通貨とブロックチェーン技術に対してポジティブな姿勢

仮想通貨の利用者と投資家は、その多くが自身の資産を増やすことを目的に仮想通貨の売買を行っている。もっとも、仮想通貨が本質的に持っている不明瞭さと信憑性の低さが、「資産増への期待」という仮想通貨のポジティブな要素を妨げているのも事実である。 シェアーズポスト社のリサーチによると、仮想通貨の利用者72%と投資家の59%がこの先12か月の間に、仮想通貨の保有量を増やす予定でいるそうだ。

報告書には次のように書かれている。「2018年、仮想通貨全体の価値は60%の減少を見せたが、依然として利用者と投資家は仮想通貨とブロックチェーン技術に対して長期的な視点でポジティブに捉えている。しかし、仮想通貨の動向に対して、利用者が今年の初めからさほど見解を変えず、楽観的に見ている一方で、投資家たちは短期的な視点では少し懐疑的な見解を見せている。」

去年から利用者の数が増えているにもかかわらず、仮想通貨の将来に関してポジティブに見ている投資家の割合は減少している。2018年では、仮想通貨利用者の約72%がポジティブな見解を見せているのに対し59%ほどしかいない。

「仮想通貨の価格はこの先12か月で上昇すると思いますか?」という質問に対しては、利用者の66%と投資家の57%が価格の上昇を予想する回答だった。

仮想通貨とブロックチェーンはまだ時期尚早

現在では、投資家も利用者もその双方が、仮想通貨とブロックチェーンの普及に関しては、まだ時期早々だと考えている。彼らのほとんどがその時期を2025年だと考え、去年最も多かった「2020年」という回答から5年も後の話になる。

ブロックチェーンと仮想通貨実装のハードルの高さは2018年以降も変わらず、利用者も投資家もそのほとんどが、「不安定な価格変動とセキュリティの問題」や「教育的もしくは商業的利用の欠如」に関して言及していた。

しかし、「あなたの会社ではブロックチェーン技術の導入を検討していますか」という質問に対して、33%の投資家と50%の利用者が、ブロックチェーン技術のビジネスへの導入に前向きな姿勢を見せており、技術への社会全体の需要は着実に高まっている。

ビットコインへの投資意欲が48%から78%へと上昇

長期的な視点で見ると、ビットコイン(BTC)は現在でも最も成功する可能性が高い仮想通貨だと言われている。投資家と利用者の双方がビットコインに最も大きな信頼を寄せており、その後に続くのがイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)である。

2018年にはこの世界最大の仮想通貨(ビットコイン)への投資意欲は2017年の48%から跳ね上がり、78%となった。また同報告書は、リップル(XRP)が投資家たちから比較的好印象を持たれており、投資家の中にはXRPをライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCH)よりも好む者がいることを伝えている。

関連
ビットコイン(BTC)価格急落にて振り出しへ!なんとも不可解な値動き
2017年後半のビットコイン(BTC)市場を振り返る。仮想通貨バブルから学べることとは?

参考
SharesPost