プラハ地下鉄に仮想通貨ATM10台設置へ、移動中でもビットコイン(BTC)売買が可能に

編集部おすすめ交換所

プラハ地下鉄に仮想通貨ATM10台設置へ、移動中でもビットコイン(BTC)売買が可能に

世界で最も美しい街としても数えられる、チェコの首都プラハに拠点を置くビットコイン(BTC)ATMメーカーのGENERAL BYTES社は、プラハの地下鉄に新しく10台の仮想通貨ATMを設置した。

これによって、人々の往来が激しいプラハの地下鉄で、多くの通勤者たちが外出中に仮想通貨の売買ができるようになった。は ヨーロッパで最も賑やかなメトロの1つであり、1日に120万人を超える人々がプラハの地下鉄を利用している。

プラハに集中する仮想通貨ATM

GENERAL BYTES社は、自身のWebサイトを更新し、仮想通貨ATMの各設置場所について詳しく説明をした。設置された駅はMůstek駅、NádražíVeleslavín駅、Dejvická駅、Florenc駅、ČernýMost駅、Zličín駅、Pankrác駅、Flora駅、Skalka駅、HlavníNádraží駅である。

世界の仮想通貨ATMの情報が見られるウェブサイトCoinatmradar.comによると、チェコ共和国には46台のビットコイン(BTC)ATMがあり、そのうち34台のATMがプラハに集中してるそうだ。世界で製造される総数3,138台のビットコイン(BTC)ATMのうち、GENERAL BYTES社はその27.63%を生産し、生産されたATMは世界中の主要都市に設置されている。彼らが製造したATMは、ビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)、モネロ(XMR)の取引きにも対応している。

世界初の仮想通貨ATMモデル、BATMOne

Bitcoin Magazineとのインタビューで、GENERAL BYTES社のマーケティングマネージャーMartijn Wismeijer氏は、自身の会社を「ずっと前から活動していたブロックチェーン業界のベテラン」と表現した。そして彼は、GENERAL BYTES社が世界初の仮想通貨ATMモデル、BATMOneを作成したことに加え、「世界で初めて仮想通貨を電子メールにて送信した企業である」ことも強調した。

Wismeijer氏によると、GENERAL BYTES社は「CortexPayと呼ばれるPOS(販売情報を管理する技術)に加え、7種の仮想通貨ATMモデル」を提供しているそうだ。これらのモデルはすべて類似のコードに基づいているが、彼が言うには、類似のコードがベースになりつつも、ハードウェアの設計はわずかに異なっており、それによって多くの機能を提供できるとのことだ。これらの機能によって、1台のATMで様々な通貨に対応できるだけでなく、その機能に加え、複数の通貨の分配や転用などを組み合わせることができるのだ。

低コストで利用できるBATMシリーズの特徴

GENERAL BYTES社がデザインしたATMモデルは、BATMシリーズと呼ばれる。BATMとは、同社がATMの製造用に作成したプラットフォームの名前である。BATMシリーズのATMは、そこからさらに、BATMTwoシリーズ(送金用と送着金用)とBATMThreeシリーズに分かれる。

Wismeijer氏によると、今回のプロジェクトにはBATMTwoシリーズの送金用ATMを採用するそうだ。なぜなら、送着金用ATMは、既に都心部及び周辺地域に多数設置されているためである。「送金用BATMTwoを設置し、いくつかのBATMを自立型に切り替えることで、GENERAL BYTES社は、ATM利用者に自社ブランドの多大な可能性を示すことができる」と彼は述べている。

Wismeijer氏はさらに、サーバーの稼働及び管理について、BATMの利用者は、クラウド上でもサーバーを利用することができ、わずかな手数料を支払うだけで、GENERAL BYTESのサーバーで、オペレーターにソフトウェアを稼働してもらうことができると述べた。

“アツい”プラハ仮想通貨市場

プラハは現在仮想通貨ブームの真っ只中にいる。
チェコ共和国では従来から、仮想通貨の定義が曖昧であり、規制もそれほど多くなかった。そして政府も仮想通貨に関しては寛大だったようにも思える。

しかし、先日チェコ国立銀行が公表した「ビットコイン(BTC)を恐れてはいけない」という記事に「プラハは強大な仮想通貨コミュニティの本拠地だ」と書かれており、これが政府の間で物議をかもしている。仮想通貨は潜在的に従来の通貨システムにとって脅威であるということは、本来であれば軽視できない問題なのである。

昨年、チェコの大手家庭用電気製品店Alzaは自社のウェブサイトに仮想通貨での支払いページを追加し、さらにプラハ店とブラチスラバ店のショールームに2台のビットコイン(BTC)ATMを設置した。同社が言うには、これは「ヨーロッパの大手小売業者初の取り組み」であるそうだ。

プラハのホレショビツェ地区は、流行りものに敏感でトレンディな地区として有名だが、仮想通貨教育機関として有名なParalelni Polisが立つ地区でもあり、多くの一般人が仮想通貨について勉強している。 さらにプラハには、SatoshiLabs(Trezorという仮想通貨ウォレットを作ったメーカー)のように、仮想通貨の新興企業がいくつか存在する。

関連:BTC、ETH、LTC対応の仮想通貨ATM、アルゼンチン国内に4,000台導入へ

参考:BITCOIN MAGAZINE

ビットコイン(BTC)チャート・レート価格情報

編集部ピックアップ

マルチシグ管理の安心・安全ウォレット