「仮想通貨取引が中央・南アジア・オセアニアで前年より706%増」分析会社チェイナリシスが発表

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「中央・南アジア・オセアニアの仮想通貨取引が2020年から706%増」分析会社チェナリシスが発表

仮想通貨の調査などを行っている チェイナリシス(Chainalysis)は10月4日、中央アジア・南アジア・オセアニア地域(CSAO)の仮想通貨市場の調査結果を発表した。このレポートの中で同社は、CSAO地域での仮想通貨の取引が、前年と比較し706%増加していることを明らかにしている。

CSAO地域は世界で4番目に大きな仮想通貨市場

今回のレポートによると、CSAO地域は世界で4番目に大きな仮想通貨市場だ。2021年6月時点での仮想通貨に関する活動では、中央・北・西ヨーロッパが1位、北米が2位、CSAO地域が3位となった。CSAO地域では、2020年7月から2021年6月の間に5725億ドル(約64兆円)の仮想通貨の取引を行っている。この取引額は、同期間における世界の取引額の14%に相当する。

同社は、CSAO地域での特徴として草の根的な普及を挙げている。同社発行の世界の仮想通貨採用指数(Global Crypto Adoption Index)というレポートによると、1位はベトナム、2位はインド、3位はパキスタン、12位タイ、15位フィリピンだった。

インドのフリーランサーが仮想通貨での支払いを要求し始めた

仮想通貨採用率が高いベトナムやインド、パキスタンでも違いがある。DeFiプラットフォームを使用している割合では、ベトナムで47%、パキスタンで33%に対し、インドでは59%と大きい。このような背景もあり、仮想通貨関連の企業やベンチャーキャピタルからの投資が大幅に増加しているという。

仮想通貨投資会社レジャープライム(LedgerPrime)のジョエル・ジョン(Joel John)氏は、「今では、仮想通貨はクールな場所になっています」と語った。また同氏は、「年配の投資家の中にはまだ仮想通貨を疑いの目で見ている人もいるが、今は全体的にポジティブな感情が広がっている」と述べている。

一方、ブロックチェーンセキュリティを手掛けるクォントスタンプ社(Quantstamp)のクリシャナ・スリラム(Krishna Sriram)マネージャーは、「膨大な数のインド人開発者、ファンドアナリスト、海外の雇用主のもとで働く独立したフリーランサーたちが、仮想通貨での支払いを要求し始めた。これが非常に普及をボトムアップする方法だ」とコメントした。また、同氏は、「中央集権的な取引所は、特定の地域の人々にとって、より規制が厳しく使いにくくなっている。DeFiは、ユーザーの出身地や銀行との関係を気にしない。オープンでパーミッションレスなシステムだ」と話している。

参考
Central & Southern Asia and Oceania Have High Grassroots Adoption But Reasons Vary Greatly Across Countries

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文:かにたま

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コインチョイス編集部
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