ビットコインの価格が昨夜から約5%下落している。
7月10日、BTC/JPYの相場は287,000円から290,000円の間を推移していたが、夜の8時半頃から翌日7月11日午前8時の間で267,370円まで下落した。
本稿作成時点では272,000円台で取引されている。
【BTC/JPY 30分足チャート】
(出所:ビットフライヤー)
また、アルトコインを幅広く取り扱うコインチェックでのレートを見てみると、ビットコイン以外の主要な仮想通貨も軒並み価格が下落していることが分かる。
(出所:コインチェック)
ビットコインは7月後半から8月1日にかけてUASF、Segwit2x、UAHF等が待ち受けており、状況によっては8月1日前後で取引所が入出金や取引の一次停止措置をとる可能性もあると考えられる。
これに備えて一旦ビットコインを売って日本円やドルなどのフィアット通貨に変えておこうとする動きがあるのではないだろうか。
一方で、長期的に見て仮想通貨の価値が上がると考え安く買いたい人にとっては逆にチャンスともなりうるので、状況を見極めて判断したい。
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