仮想通貨のボラティリティとは?投資にどう生かすかについて考えてみた

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仮想通貨のボラティリティとは?投資にどう生かすかについて考えてみた

仮想通貨投資はボラティリティが高いと言われます。そもそも「ボラティリティ」とは何でしょうか?かんたんにボラティリティを可視化するツールを紹介しつつ、ボラティリティについて考えてみます。

ボラティリティ(Volatility)とは?

仮想通貨投資に限らず、すべての投資商品でボラティリティの大小は不可欠です。市場におけるボラティリティとは、価格の変動率を指し、過去の期間からどれだけ価格が変動したかを示すものをヒストリカルボラティリティ(HV)といいます。

  • ボラティリティが高い・・・特定期間の価格の変動が大きかった
  • ボラティリティが低い・・・特定期間の価格の変動が小さかった
  • 変動率・・・過去の変動した価格の平均値

一般的に「ボラティリティが高い=リスク高、ボラティリティが低い=リスク低」と言われていますが、ボラティリティが高くなる要因を考えてみると、必ずしもそうではありません。

ボラティリティが高くなる2つの要因

ボラティリティが高くなる要因は2つあり、まったく逆の状況を示しています。

①トレンドが発生し、新高値・新安値を更新している状況=トレードしやすい
②売り買いまちまちで価格が乱高下している状況=トレードしにくい

①の場合、ボラティリティが高いのは悪い事ではありません。価格が変動しなければオーダーしたものが約定しないからです。特にビットコインFX場合は差金決済なので必ずどこかで反対売買をしないと利益・損失が確定しないので、ある程度のボラティリティが必要です。

それでは同じ「ボラティリティが高い」という状況(①と②)を区別する方法があれば①の状況で取引を行い、②の状況を回避すればいい事になります。

それを可視化したインジケーターが皆さんご存知の「ボリンジャーバンド」です。

ボラティリティを可視化するツール

チャートのテクニカル分析でメジャーなツール「ボリンジャーバンド」は、様々な投資商品に活用されています。(そもそも私のハンドルネーム「ボリ平」はボリンジャーバンドと平均足から取ったもので、かなりのヘビーユーザーです。)

ボラティリティを可視化するツール
出典:Bittrade BTC/JPY 1時間足チャート

テクニカル分析:ボリンジャーバンド
期間:20
標準偏差:±1・2・3σ

ボリンジャーバンドは特定期間の相場の振れ幅(ボラティリティ)を標準偏差で示し、チャート上に可視化した指標です。ボラティリティは常に広がったり、狭まったりを繰り返していることがよく分かります。

直近の相場は上昇トレンドを形成しています。バンド幅も過去の期間に比べ大きく広がっています。バンドが広い時は「出来高」も多くなっています。

■標準偏差内に収まる確率

  • バンドの±1σの範囲内に収まる確率・・・約68.3%
  • バンドの±2σの範囲内に収まる確率・・・約95.4%
  • バンドの±3σの範囲内に収まる確率・・・約99.7%

チャートを見てのとおり、±3σの外に価格が出ることは稀です。また±2σの中で納まることが95%もあるので、決済ポイントとして指値を置いておくという方法もあります。

  • ボラティリティが高い=流動性(リクイディティ)がある=注文が通りやすくい
  • ボラティリティが低い=流動性がない=なかなか約定しない

ただしボラティリティが高い場合、急激な相場変動が起こりやすく価格が急激に変化したり、FX取引の場合はスプレッドが広がったりします。

まとめ

ボラティリティが高いという事象は2通りあリます。
それをボリンジャーバンドで確認し、トレードしやすい環境か否か、指値をどこに置くか?など、トレードの目安にしてはいかがでしょうか?

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