【墨汁速報】イーサリアム2.0(セレニティ)へ大きな前進!7つのETH2クライアントで1つのネットワークを相互運用

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イーサリアムファンデーションは、イーサリアム2.0(セレニティ)の7つのクライアントが1つのテストネット上で相互通信を行えたと発表。2020年1月2日にイーサリアム2.0の初期段階となるフェイズ0、Beacon Chainのローンチを予定しており、リリースがより確実になったということになる。

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム2.0 2020年1月3日のローンチを予定

出典:Ethereum Foundation

イーサリアム2.0 マルチクライアント相互運用の意味

イーサリアム2.0(セレニティ)は、現在のレガシーチェーン(イーサリアム1.0)上に新しく展開するプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークであり、現在のマイニングを必要とするプルーフ・オブ・ワーク(PoW)と違って、自身の保有するETHをステーキング(コントラクトにデポジット)してブロックを提案するというものだ。

現在稼働しているレガシーチェーンと呼ばれる「イーサリアムネットワーク」とは別に並行して新しいPoSチェーンとなり、現在のイーサリアムチェーンを同期、検証するGethやParityなどのクライアントとは別にイーサリアム2.0にはLighthouseやTrinity, Harmonyなどの8つのクライアントが存在する。今回、1つのテストネット(テストや検証を行う専用のブロックチェーン)に対して、7つのクライアントがお互いに同期、検証に成功し、

Lighthouse ↔ Trinity

Trinity ↔ Harmony

のように、イーサリアム2.0のクライアント同士がお互いに相互運用できたのだ。イーサリアム2.0のテストネットは複数あったものの、3~クライアントやノードであった。

分散がセキュリティの第一であるブロックチェーンにおいて、7つのクライアントが1つのネットワーク上でお互いに通信することは非常に重要なのである。

今後のイーサリアム2.0のテストと開発予定

今後の課題としてイーサリアムクライアントは、

  1. より大きなネットワークでのノードカウント
  2. バリデータカウント
  3. 3つ以上のクライアントの相互運用
  4. イーサリアム2.0のモニタリングとデバッギングの強化
  5. ラズベリーパイでのノード運用とフォークの可視化

としている。また今週末各クライアントは、2つ以上のクライアント同士の相互運用を独自にテスト予定であり、イーサリアム2.0のローンチへより近づくことになるだろう。Beacon Chainのデポジット開始予定まで後1ヶ月を切っており、現在のイーサリアム価格は221ドルを推移しており、1バリデータは約77万円となっている。

コインチョイス墨汁速報 著者:墨汁うまい

イーサリアム(ETH)の価格・相場・チャート

参照:Eth2 Interop in Review

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