イーサリアム2.0(セレニティ)の開発と今後どのように変わるのか?

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イーサリアム2.0(セレニティ)の開発、そして今後どのように変わるのか?

どうも墨汁うまい(@bokujyuumai)です。イーサリアム(ETH)価格は、ビットコイン(BTC)の回復に伴い4万円目前まで回復、イーサリアム2.0のフェイズ0のローンチが2020年1月に予定され、イスタンブールハードフォークの実装EIP決定目前など数多くあるブロックチェーンの中でも最先端の開発が加速しています。

本稿では、その他のブロックチェーンではなく、イーサリアムを超える真のイーサリアムキラー、「イーサリアム2.0」の開発の今後と、イーサリアム1.xとイーサリアム2.0の関係などの解説を行います。

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム2.0 2020年1月3日のローンチを予定

イーサリアムとイーサリアム2.0(セレニティ)の関係

イーサリアムのセレニティとは、イーサリアムが2015年にローンチした時点で「イーサリアムのワールドコンピュータの完成版」として将来的な実装と開発のリサーチが行われてきました。現在はセレニティ=イーサリアム2.0と呼ばれており、現在のイーサリアムネットワークはイーサリアム1.0、またはレガシィチェーンと呼ばれています。

イーサリアム2.0の”平行開発”

イーサリアム2.0(セレニティ)のフェイズ0のローンチが2020年1月3日に予定される中、イーサリアムは未だにメトロポリスのコンスタンティノープル実装を検討しているということになります。ではイーサリアム1.xはどうなったのでしょうか?

まず1つ理解しなければならないのは、イーサリアム2.0とは、現時点ではレガシィチェーン上に展開されるファイナリティを持つ新規PoSチェーンであるということです。今後変更される可能性はありますが、現在のイーサリアムとイーサリアム2.0は同時に存在することになります。

Beacon Chainはイーサリアムのセキュリティ裏付けを持つ

イスタンブールやそれ以降のイーサリアム1.xの開発は、イーサリアム2.0と同時に存在することになり、32ETHをイーサリアムネットワークにデポジットしてバリデーターとなるBeacon Chain(イーサリアム2.0のフェイズ0)とレガシィチェーンのマイナーが両方とも共存することになります。ここでバリデーターを管理するBeacon Chainはイーサリアムのサイドチェーンではなく、イーサリアムのセキュリティにより裏付けされたイーサリアム上のチェーンであるということがポイントとなります。

イーサリアムの完成版「セレニティ」

ビットコインのライトニングネットワークと同様で、ビットコインのブロックチェーンが十分に分散されており安全であるため、ライトニングネットワークを安全に使うことができます。つまり、ビットコインのライトニングネットワークと同様にブロックチェーン上に展開される新しい”レイヤー”は元のチェーンによりセキュリティが裏付けされているということです。

Beacon Chainも本質はライトニングネットワークと同様であり、イーサリアムの分散とセキュリティを使用したイーサリアム上の新しいレイヤーということです。イーサリアム2.0のフェイズ0以降はさらにイーサリアム上にShard Chainを展開し、そのShard ChainにもWebAssemblyの新たなバーチャルマシンであるeWASMを実装。お互いのShard Chain間のトランザクションを可能とするCross Shardを可能とすればイーサリアム2.0はほとんど完成となります。

結論と考察

上記で解説したように、イーサリアムは多くの優秀なリサーチャーと開発者によって、大規模開発を行うことにより、レガシィチェーンを開発しつつ、セレニティの開発を行っています。多くのアルトコインが未だにベースレイヤー(メインチェーン)を開発している中、イーサリアムは2020年にはブロックチェーンの新たな時代へと突入することになるでしょう。

イーサリアム2.0が完成した場合、分散性を落としてスケーリングするモデルの多い現在のPoSチェーンとは異なり、分散性を保った高いセキュリティを確保しつつ、スケーリングできるというブロックチェーンの理想形となるでしょう。

より詳しいイーサリアム2.0の詳しい解説はサロンにて行っています。
リサーチレポート:真のイーサリアムキラーは”イーサリアム2.0(セレニティ)”

イーサリアム(ETH)の価格・相場・チャート

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